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体験談系エッセイ

文化祭の思い出

作者: 七宝

 文化祭といえばあの日を思い出す。

 あの子と過ごした青春の一幕。


 高校3年の秋、私にとって最後の文化祭が行われた。

 絵が好きだった私は当時美術部に所属し、日々油絵を描いていた。


 そんな我々の文化祭の出し物といえばもちろん展覧会だ。部員の描いた大きな絵を部屋中に飾り、この日のために描いた小さな水彩画も名前を添えて並べる。


 この展覧会には受付があった。

 と言ってもチケットやお金を集めるのではなく、ただ見張りをするためだけにいるようなものだった。


 この受付は2人1組になっていて、1日目の朝は私と2年生のKの番だった。なぜこうなったのかは覚えていないが、私はとにかく嬉しかった。嬉しすぎて、前日の夜から心臓がバクバクしていた。


 初恋だったからだ。

 私はその子に出会うまで、人を好きになったことがなかった。奥手だったのだ。


 当日の朝、普段のように挨拶を交わし、美術室の前の廊下に置かれた長机に2人並んで座った。

 Kとは普段から仲良くしていたのだが、2人きりになるのはこの日が初めてだったため、最初の方はお互いほとんど喋ることもなくただ過ごしていた。


 しばらく経って、私が「絵しりとりでもしよっか」と言うとKは快く「やりましょう」と返事をしてくれ、私の何倍も上手い絵をいくつも披露してくれた。


 絵しりとりをしているうちにお互いに調子が戻ってきて、普段通り話せるようになった。


 そんなタイミングで交代時間になった。

 私は特に行きたいところもなかったのと、意外に受付が楽だったので、ずっとここにいることにした。


 そしてなぜか、Kもずっといると言い出した。


 それからいろんな話をした。

 お昼になったら2人で弁当を食べた。


 Kが動く度にKの匂いがふわりと舞って、天国にいるような気持ちになった。

 私がKを好きになった理由がこれだった。自覚はないが、恐らく匂いフェチなのだろう。


 Kを見るだけでも「可愛いっ!!」となるが、匂いを嗅ぐといつも胸がドキドキするのだ。完全に恋をしていた。


 2人だけの時間は夕方まで続き、今まで話さなかったようなこともいつの間にか話すようになっていた。


 下校時刻が近づくにつれ、私は緊張し始めた。告白するつもりなのだ。昼間に決めた。


 しかし、結局時間になっても言い出せず、1日目の文化祭は終わった。

 その後、誰もいなくなった美術室でKに告白し、付き合うことになった。


 2日目はもちろん2人で回った。嬉しすぎて、幸せすぎて、私はずっと泣いていた。

1000文字って短っ!!!!!


なんも書けないじゃん!


ちなみに1日目の来客は0でした。なのでマジでずっと2人きりでした。2日目は知りません。


1000文字じゃ全然足りないよ!!!


死ぬほど淡白なエッセイになっちゃったよ!!


こんな箇条書きみたいなの初めて書いたよ!


ちなみにKは苗字で、いつもKちゃんって呼んでました。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  青春ですね!  美術部でしたか。  だから七宝さまは絵がとても上手なのですね。  匂いや香り。わかります。  好みの香りだと意識してしまいます。    甘酸っぱい素敵な思い出ですね♡ …
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