ポッキン!
『ゆ、油断した』
俺は猟銃の銃口を雪女に向けて何時でも撃てるようにしていたのに……。
友人に雪山に雪女を手籠めにしてやろうと出かけて行きながら、雪男や雪男の女性版の雪女に見つかり手籠めにされた奴がいる。
その二の舞いにならないように猟銃を持って雪山に来たら、友人と違い凄え別嬪さんの雪女と出会えた。
油断せずに近寄ったら雪女の奴、着物の裾をチラって捲ったんだよ。
凄え別嬪の雪女がだよ、それで裾からチラって見えた綺麗な脚に瞬時に反応して股間にテントが張る。
その所為でチョット注意が脚の方にそれたその瞬間、俺は凍りついた。
全身では無く主に上半身が凍りつく。
凍りついた俺に雪女が近寄って来て俺の前でしゃがむとズボンと下着をズルっと下ろす。
そして股間の息子が露わになった途端にまた冷気が吹きかけられ俺の下半身も凍りついた。
そして雪女か言いやがる。
「アラ? 可愛いー、子供の物みたいだわ。
アナタ大人よね?
まぁ良いわ、アナタの物も私のコレクションに加えてあげる」
そう言いながら雪女はカチカチに凍りついている俺の股間の物に手を伸ばして引っ掴み、ポッキン! と折りやがった。
こんな目に合うならウーマに手籠めにされた方がマシだったという思いが頭を掠め、雪山に来た事を後悔しながら俺の意識は途絶えた。




