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雪原に狩りに出かけた男たちが、雪原に巨大な穴が開いているのを見つける。


巨大な穴を見つけた男たちは穴の中に入り、穴の底に建築物があるのを発見した。


発見の報告を受けた私はその建築物の前で、建築物の扉を抉じ開けようとしている部下たちの姿を見ている。


バキバキバキ!


扉が無理矢理抉じ開けられた。


建築物の中には数え切れない程のカプセルが並び、カプセルの中には人が寝かされている。


部下たちと共に此の寝かされている人は何なのかと調べてみた。


見つけた資料によればカプセルに寝かされている人たちは、今尚続く氷河期の初期に人工冬眠を行うことで氷河期をやり過ごそうと考え、実行した人たちだと分かる。


寝かされている人たちの数は資料によれば約1万人。


資料には此処以外にも同じ目的で造られた建築物が多数あるとの事。


私たちの一族が昔から狩りを行っていた雪原の周辺だけでも、数十か所あるようだ。


「長!」


資料を眺めている私に部下が声を掛けて来た。


「良いぞ」


部下たちに眠っている人、否、肉をカプセルから引きずり出し食べる許可を出す。


此処や周辺にある建築物の肉があれば、私たちの一族は此れから数十年、否、百年以上食糧に困る事は無いだろう。










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