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寒波の到来と共に現れた子供達


極寒の地で2つの国の将兵が睨みあっていた。


2つの国の気象庁が寒波の到来を予想し、前線で敵と睨みあっている将兵にも屋内に避難するよう警告が発せられている。


だが2つの国の睨みあっている将兵は屋内に避難したらその隙に敵が攻勢に出るのではと疑心暗鬼に囚われ、屋内に避難する事を躊躇っていた。


突然、気象庁が予想した以上の寒波が戦場を襲う。


2つの国の将兵は瞬時に凍りつきそこかしこに氷像が出来上がる。


戦場は物音1つ聞こえず静まりかえっていた。


と、何処からとも無く、多数の子供の笑い声が聞こえてくる。


キャキャキャ、ウフフフ、キャキャ


寒波の到来と共に現れた子供達。


人のようであり、妖精のようであり、物の怪の類のようなもの達は、笑い声を上げながら、自分たちの吐息を吹きかけて作り上げた氷像を眺め撫でつけて、満足感に満ちた笑い声を上げていた。



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