表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/86

蜘蛛


部屋のドアがノックされ課長が中に入ってくる。


課長は掘り炬燵を囲んで駄弁っている俺たちを見回してから声を掛けて来た。


「宴会は7時からだから宴会が始まる前に風呂に入ってこい。


飲んだあと風呂に入るんじゃないぞ」


「「「「分かりました!」」」」


今日は会社の新年会、奇跡的に道が空いていて予定より2時間も早く旅館に到着してしまい暇をもて余していたところだから丁度よい。


掘り炬燵から出ようとした同僚がつんのめって倒れた。


「どうしたよ?」


「何かに足が絡まった」


「うん、どれどれ……ヒィィィィーー!」


炬燵布団を捲り炬燵の中を覗き込んで俺は悲鳴をあげる。


掘り炬燵の中は蜘蛛の糸で覆われ、炬燵の底にいる大きな蜘蛛が俺を睨み付けたからだ。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ