私は笑顔に恐怖する
初投稿、初執筆です 読んでいてよくわからない部分があるかもしれませんが最後まで読んでいただけると嬉しいです
『笑顔』
友人と遊んでいる時や、恋人と甘い時間を過ごしている時にふと気がつくとなっている あれ だ
私はあの顔が怖いものに見えてしまう
他人が笑っていることに不満や文句があるわけではないし自分が笑わないわけでもない
それなのにどうして恐怖してしまうのだろうか
恐怖する...と言っても「笑顔でこっちを見ないで‼︎」とヒステリックに喚くほどではない
あくまでも少し怖くなる程度なのである
ところで『アルカイックスマイル 』というものをご存知だろうか
冒頭を読んだ時に思い浮かべた人もいるのではないだろうか
日本の大仏やギリシャ彫刻などが好きな方は聞き覚えのあるワードだとおもう
知らない方のために簡単に説明すると
『顔の表情を抑えて口元だけが笑っている』状態のことだ
なるほど、それならば恐怖を感じてもおかしくはない
真顔なのに笑っている なんて確かに不気味だ
この小説を読んでいる貴方はそう考えたのではないか?
確かにアルカイックスマイルが苦手な人はいるし、少し怖いと言う人もいた
しかしここで「そうか! これで笑顔が怖い理由はわかったぞ!」と気持ちよく終わることはできないのである
その理由はここでこの小説の冒頭を思い出して見てほしい
そう、アルカイックスマイルだけが怖い訳ではないのだ 純粋な笑顔 それに対して恐怖を感じる理由 それがまだ判明していないのである
一度私はここで考えることをストップしてしまった
考えても考えても理由がわからなかったのである
しかし考えることを辞めてから一週間が過ぎたくらいだったろうか テレビを見ていた時にふととある考えが頭をよぎったのである
『笑顔には二種類ある 明るくポジティブな笑顔と暗くネガティブな笑顔である』
それはそうだろう、とかなりの人数が思ったのではないだろうか しかしこの簡単なことが簡単故に難敵だったのだ
想像してみてほしい
カップルの笑顔や友人の笑顔は基本的に明るい、ポジティブな笑顔を普通は想像するのではないだろうか
私はあくまでも明るくてポジティブな笑顔に恐怖心を抱く理由を探しているのだ
ネガティブな笑顔と結びつける理由がなかった
ただテレビをみていたその時の私はふと思ったのだ
ポジティブな笑顔をポジティブだと理解できる理由は何か と
その答えはいくつかあるだろうがその時思いついたのは一つだった
『シチュエーション』 である
ここに2枚の写真があるとしよう
1枚は遊園地の写真 もう1枚は瓦礫の山が背景になっている写真
この2枚の写真に全く同じ写真を1枚合成するとする
その写真は満面の笑みを浮かべた1人の女性の写真だ
するとどうだろう不思議なことに1枚目の写真はポジティブに、2枚目は少し不気味なネガティブな雰囲気をした写真ができる
どちらも歪な見た目ではあるだろうが大切なのはそこではない
大切なのはこれでシチュエーションで笑顔の方向が変わるのが事実と確認できたことだ
何を言いたいのかわからない読者も多いだろう
簡単に言うとこれで
『笑顔は常にポジティブとネガティブ 両方を兼ねた状態で存在している』
ということが判明したのである
それでは小説の最初の方を思い出してみてほしい
『笑顔がどうして怖いと思ってしまうのか』
これの解答が残っている
どうして笑顔が怖いと思ってしまうのか
それは
【笑顔がポジティブとネガティブ 両方の性質を常にもっているため】である
両方の性質があるためにシチュエーションの影響で楽しそうに見えてもネガティブな部分が見え隠れし、その結果チラリと感じたネガティブな部分を意識してしまう それが笑顔に恐怖を感じる原因である
笑顔は常にプラスとマイナスの面を同時にだしている だから笑顔に恐怖を感じるんだ ということでした わかりにくい文章で申し訳ございません ここまで読んでくださってありがとうございました
どのような意見でも構いません 感想を頂けますと非常に助かります