1話 物騒な部屋と新たな世界
ここから冒険物語は始まった...
「――じゃあ、1D6を振ってくれ」
腹が減っている時とあるTRPGのプレイ中にゲームマスターは言った。TRPGてのは、
ダイスで人生が決まり、神話生物が出てくるやつだ。これは神話系だが、他にも沢山
ある。まぁ、奥が深いようなゲームさ。
「あぁすまん、ちょっと隣の部屋で一回飯持ってくるわ」
結局、飯を食うことにした。
「あいよ...そうだな、そろそろSANも減ってきたし、あれがこう...」
徐々に遠のいてゆく友人とゲームマスターの声を背に、俺は部屋に入る。
「そうだな、まずポテチは欠かせ...いや、夕飯か」
下らない独り言を続けて、二分くらいした時だったか...?
「うわ、え...なんだ!?」
急に部屋の電気が消される。
「んだよ、からかいはやめてくれよな全く...」
俺は二人の悪戯だと思って気に掛けなかった。だが、さっきポテチを触った場所を触ると...
「んぅ?なんだこりゃ硬てぇ...ポテチって石みたいな感触だったか?いや違うな...」
なんだろうと思い、その物を見えるよう顔に近くに寄せた。そして見た結果。
「うぉぉ!?なんだこりゃ、ほ、骨じゃないか!」
声を震わせながらも再確認するが、やはり骨。カルシウムが無いようで朽ちそうな骨だったのようだった。
「なんつーか...急に腹が満腹になった気がするぜ...」
凄く残酷な歓迎を受けた所で、今頃身の危険を察知する。
無駄に狭い倉庫のような部屋、枝などで削られたらしい見たこともない円、そして犬がよくくわえてそう(?)な骨...
「うぇ...なんなんだここは、てかなんでこうなったんだ?」
考える暇もなく、自然と扉が開く...
そこからは、ヨーロッパ風の建物が並んだ街、広い山と草原が見えた。
そしてどうやら、俺が乗っていたのは古びた馬車らしい。
「馬車に人骨...ロクじゃねぇことがあったんだろうな」
俺は拝んだ後、馬車を出る。ここから俺の旅路は始まったのだ。
初投稿であります~
語彙力皆無で頑張った結果がこの有り様です...いやぁ駄目だね
これから昇進していきたいと思っていますんで気長にお待ちして
いただけると有難いです。
...まぁ、昇進しても語彙力上がるわけじゃないk((
結構ありふれた話になってしまったのですが、今後も是非見て
くれると喜びますん。それではまた次回~
あぁ、一応3日に一つは投稿する予定ですぞ。