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リア充にはバツを…

今1つのテーブルの周りに五人の高校生がいた。


五人の高校生は、子供の頃は仲良しだった五人。


そして、ある事件以降集まることがなくなった五人だった…。



「みんな、久しぶり~!」


詩織は今来た三人に軽く挨拶をする。


そして、その挨拶に対して三人も軽く挨拶する。


そして、沈黙。


おいおい、誰か喋ろや!きついだろこの空気…。


一応伝えとくが、今俺の隣に詩織が居て、反対側に今来た三人がいる状態なわけだ。


となると、この暗い状況を打破出来るのは隣にいるじゃないか!!


とゆうことで、隣の詩織を他の三人に気付かれないように、肘でつつく。


彼女は「えー」って顔でこちらを見たが、無視した。


彼女は「仕方ないな」っていう顔で、沈黙を破る。


「みんな、大きくなったね!身長も結構伸びてるし!!」


俺の時と同じパターンですかw


もう少しバリエーション増やせよお前w


「そうだな。しかし、お前は全然変わってないな」


そう答えたのは隼人だった。


隼人は昔から身長は高かった。


だから、少し大きくなった程度の詩織なんて、伸びてないようなもんだろうな。


それに対して詩織は「エヘヘヘ」と笑う。


そして、また沈黙。


もう、止めたげて俺のHPはもう0よ。


そして、今度は健二がみんなに向けて話す。


「詩織、俺はお前に聞きたいことがあるんだ。

でも、ここでは少し話しずらいから場所を移さないか?」


まぁ、ここでは話ずらいこともあるな…。


ここは高校生が多く集まる場所なのだ。


そんな所で、今から話す内容を聞かれるのは、あんまり面白くないしな。


「近くに公園があった。そこに行こうぜ」


隼人はそう言うと、詩織の飲んだシェイクのゴミを持っていって捨てる。


…おい、俺のも捨てろよ!!!




そして、俺達は店を出た。




店から10分歩いて、隼人が言ってた小さな公園にたどり着いた。


もう、日が沈みそうになってるだけあって、子供たちもいなく、公園は静かだった。



…しかし、疲れた…。


このたった10分間、隼人は俺を睨んでくるし、杏は詩織を睨んでるし、健二は考え込むように何も喋らないし…。


そして、それを分かってやってるのか知らないけど、詩織はずっと俺に喋りかけてくるし…。


もし、これが何かの幻想なら早く壊してもらいたいものである。



とりあえず、俺達はブランコ隣のベンチに座った。


ベンチは頑張っても三人ようなので、俺はブランコに座ることにした。


そうすると、詩織も隣の空いてるブランコに座ってくる。


→隼人が俺を睨み、杏が詩織を睨む。


もう、めんどい…。



「詩織。質問だ!いいか?」


健二は確認するために聞く。


詩織はブランコをこぎながらそれに答える。


…詩織がブランコを漕ぐ姿は、妙に様になっているな。


「いいよ~」


…しかしさ、お前もう少し真面目にやれよ。


まぁ、こういうキャラだから仕方ないと言えばそうかもだが。



「なら、聞くぞ…お前は、本当に自分の親を…殺したのか?」


…まぁ、当然の質問か。


俺がこの質問をしなかったのは本当の真実を知っているからである。


俺はなんやかんやで結構知っているのだ。


しかも、当の本人から教えてもらったわけで。


しかし、ネタバレはあとからしよう。


なぜかって?そうしないと面白くないだろ?



「えぇ!殺したわよ♪」


詩織はニコニコしながらそう答える。


杏と隼人は何も感じてないようだったが、健二は衝撃を受けているようだった。


…まぁ、仕方ないのかな。


本当の真実知ってるならいいとしても、知らないのだから…。


健二としては、詩織が殺してないと思いたいのだろう。


「あれ?質問ってこれ?私中学の時に説明したじゃん?健二は記憶力悪くなった?」


詩織はからかうように健二に言う。


おい…そんな言い方ないだろ…


と、思いつつも俺は黙っていた。


詩織は表の時は優しかったけれど、今は裏人格。


詩織の声はアニメ声みたいな感じなのに、その声でからかわれるなんて…そのての趣味の方なら卒倒ものかもな…。




詩織の言葉責め(?)は続く。


「まぁ、分からなくないけどさ。でも、私はあんたが知ってる私よりは卑劣な自信はあるよ!」


「おい、そのへんに…」


俺はついに言葉をだしたけど、詩織には聞こえてないようだった。


詩織やめろよ…健二も仲間だっただろう?


いくら、過去の存在かもひれないけど…それでもあんまりだぞ!



そして、詩織は言った。


「あんた、私達が元に戻るればいいなとか思ってるのかも知れないけど、そんなのない…」


「やめろ!」


俺は詩織の言葉を途中で止めた。


…まぁ、遅かったけど。


俺も分かってはいた。


元の状態になんて戻れないことぐらい。


分かっているんだ。


だから、健二にも分かって欲しかったから、止めるのが遅くなったのかもしれない。


健二が夢を見ているのが、なんか嫌だった。


その夢は俺も何度も夢見て、そして失敗した夢だから。


健二には、もうこれ以上傷付かないで欲しかったから…。



「あら?志希君に止められたら何もできないわね♪」


…調子のいいやつ…。


詩織はこうゆう奴なんだ。


だからこそ、俺も諦めたんだ。


みんなと、また秘密基地で遊ぼうなんて夢は叶わないんだよ…。




そして、また沈黙。


もう、早く帰りたい…。


「俺も質問いいか?」


そう声を出したのは、隼人だった。


「いいよ~」


と、詩織は…もう少し真剣身を持てー!


隼人は詩織を向きなから喋り出す。


「お前は誰だ?」


…まぁ、これも当然の質問かな。


隼人達は、詩織に裏人格があることを知らないのだ。


だから、姿は同じだけど、性格が違う誰か、みたいな感じなんだろうな。


「あら?隼人の前にいるのは誰か分からないの?」


詩織は平然と答える。


まぁ、言葉の使い方とかも、小学校の頃から考えると変わりまくってますから…。


「人格が凄く変わってるからよ!」


そう言ったのは、杏だった。


お、なんかいい線を…エェ


俺が驚いたのは…


杏が人でも殺すかのような目で詩織を見ていたからだ。


こ、怖い。


「う~ん」


この問いに詩織は少し悩むように、手を頭に付けていた。


まぁ、詩織としては自分に裏人格があるとは言いたくないのだろうな。


…ここで、俺がフォロー入れると絶対ダメですよね…。



「まぁ、いろいろあったからね…。親殺したりとかさ」


「そう…」


詩織…お前いきなりそう言うのやめよう!


なんか、凄く重くなるじゃん!


こうなるんなら、俺がフォローすればよかった…。



そして、沈黙。


杏と隼人は俺と詩織を睨んでいるし、健二は消沈してるし。


俺たちの関係はやっぱり、壊れていたのだ。


傷つけ会う関係が友人関係なのか?


俺はそう思わない。


俺は喧嘩が出来るわけではない。


だからこそ、力や権力で解決するのはあんまり好きではない。


少しのそれならともかく、今回のようなのは違う。


俺はここにいたくはなかった。


昔は離れるのが嫌だったここが…。


今じゃ早く離れたい場所だった。


とりあえず、俺は詩織を連れてここを出ることにした。


俺は、ブランコを漕いでいる詩織を立たせた。


俺は詩織を抱き寄せて、公園を立ち去ろうとする。


もう、これ以上ここにいたらヤバイし…。


あれ?これもダメな行動じゃね?


うん。ダメな行動でした…


だって、凄い勢いで、隼人と杏が睨んでるんですもん。


あら…。


別に狙ってやったわけではないよ!


それがいいと思っただけなんだって。



詩織が俺をニヤニヤしながら見ていた。


「志希君、意外に大胆だね♪」


詩織は小声でそう言った。


いやいや、別にそういうの狙ってないんですけど!!




そして、二人に目掛けても詩織は言った。


「私は、志希君が好きなの。そして、彼も私のことを好きなの。だから、私達の場所にもう関わらないでくれる♪」


「勝手なことを言うなよ!!」


俺はそう言うけど誰も聞いてくれない。


…その言葉は、俺たちの居場所の完全な崩壊を意味してたいた。


「行こう♪志希君♪」


そう言って彼女は俺の手をとり公園をあとにしたのだった。



リア充なんて、爆発すればいい

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