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wander land  作者: 千越
11/32

閑話・wander landはじまるよ

ブログにて、長期休載あけに載せたリハビリ記事です。



 「長らくの間休んでいたが、そろそろ再開しようと思う。」



『サファイア』の王子・フォースが徐に呟いた。

いきなりの発言に、目をパチクリとさせる、彼の従者―ジンとデイジー。


 「なんだ・・・急にどうしたフォース?再開するって何を。」


 「まぁそれは俺じゃなくて、虎乃羽次第。けど俺は俺で再開しようと思うことがある。」


 「そうよ~また私たちの出番なんだから準備しなきゃ!…って、これとは別に何か再開することあるの?」


久しぶりの【wander land】更新に気合いが入るジンとデイジーだったが、フォースには何か違う目的があるようだ。

ふたりして首を傾げるジンとデイジーに、フォースがその目的を口にした。


 「……夫婦のいとな」


ボゴォォン!!


最後まで言い終える前に、フォースは勢いよく突き飛ばされた。

犯人はだれあろう、彼の妃―レアである。


 「こっ…このボンクラ王子!!!何誤解招くようなこと言ってるの!!」


顔を真っ赤にしてフォースを罵っているレアを見て、それに発破をかけるようにフォースはわざと冷静に反論する。


 「誤解ってなんだよ。忘れてねぇか?俺とお前は夫婦だぞ。営みくらい・・・」


 「わーーーーーーーーーー!!!しないしない!!これそんな話じゃないから!!!」


さらに顔を赤くするレア。かなり動揺しているようだ。

そんなレアとフォースの様子を見ながら従者の二人は小さく溜息をつく。


 「フォースとレアってまだなんも進展してないんだな。俺、すげー意外だ。」


 「レアの言うとおり、前半はそんな雰囲気なかったじゃない。後半はどうなるか分からないけど。」


 「後半はどうなるか・・・って、デイジー!!後半もそんな雰囲気ないにきまってるわよ!」


デイジーの呟きにすかさず反論をつけるレア。

こうまで頑なに嫌悪されるとさすがのフォースもげんなりと肩をおとし、ジンにその肩を優しくポンポンと叩かれるのであった。


そんなフォースとレアのやり取りを、レアがつけている指輪のなかでセロリアが笑いながら見ていた。


大国の妃と契約をかわし、その伴侶を守る悪魔―人界魔のセロリアである。


 「フォースの旦那の思いは報われるかなー。ってことで、【wander land】はじまるぜ!!俺様の活躍もちゃんとみとけよな!」





■□■□■□■□■□


いったいどんな話かわかりゃしねぇ(笑)


とにかくはじまります。








こんな感じで新章はじまります。

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