表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/16

ククク、村に降臨するぞついてこい! 

村村村山という名字はない。

村山はある。

村村村山という村が三つ続くゲシュタルト崩壊必須名字はない。

あるわけない。

あったら怖い。

マジであったら後免。

そんなことを思いながら。


えと。

平城はヨウコといっしょに

村に降り立っていた。

いや、やってきていた、別に天から降ってきてない。

普通に近所に小さな牧歌的な村があって、そこで困っている人がいるかいないか

見に来たんだ、のである。


「うわ、君ら何しに来たんだ?」

村村村山という転生して村民と化した男が平城に聞く。

村村村山は、名字であった。

くそ、いたのかよ。


村人たちは見慣れぬ人物である平城等を取り囲むように立った。


「クク、慈悲ぶかき神である俺様は貴様らを救ってやろうと思ってな」

「平城様は神でなく魔王です」

ヨウコが訂正する。

その訂正は、村人たちを震え上がらせた。


そして村人とたちは_____

「おい、魔王ってあの……?」

「ああ、俺、女神に転生させられる時聞いたよ確かスッゲー悪い奴なんだ」

「ひいっ、魔王って大体ラスボスだしヤバい奴じゃないか」

「ああ、気をつけろ」

________ぼそぼそ好き勝手喋る。


「静まれエ‼‼‼」

平城は声を張り上げた。

びっくらこいて村人黙りこくってしまう。

「おっと、驚かせて申し訳ない、俺は……魔王ではない」


ざわめきが村人たちにおこる。

「でも、あんた魔王のロールを与えられたんじゃないのか?」

平城は不適無敵に笑って

「それがどうした、俺様は神なのだから魔王の仕事をやるやらないも俺様しだいだ

そして、俺様は魔王としての悪事をするつもりがない、邪神じゃないからな」

村人たちは平城を見て、ゾわりと鳥肌が立った。

それは、恐怖じゃなくてすごいと思ったから。


運命だろうと、はねのける力を持った平城を。

ヨウコはそんな平城を見ながら

(ああ、これじゃ私の魔王の側近って仕事を果たすのが難しいかな)

と思っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ