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サポートキャラに悪役令嬢の魅了は効かない  作者: 宇和マチカ
本編2 スキル剥がし編

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8.煙に巻かれて扉は閉まる

お読みいただき有難うございます。

悪役令嬢VS王子・魔法使い回です。

「ええと……ご存じの方もそうでない方も、……私はアローディエンヌ・ユール。

そしてコレ……いえ、此方が家主兼公爵で義兄のアレッキオ・ユールです」


紹介が胡散臭くなってしまったけど……何だか疲れてきちゃったわ……。主に義兄さまのせいで。


私たちは椅子に座っていた。

何故か私の横は義兄さまが当然のように陣取っている。

いや、居てくれなんて言ってないし呼んでないのに……。


椅子はコの字に並べてあって、入り口付近には私と義兄さま。

机を挟んで、私たちの前にはルディ様とレルミッド様。

私たちの左横、つまりルディ様とレルミッド様の右横にはドートリッシュとサジュ様と座っている。

この並びも……思いっきり上座も下手もへったくれも無いのはどうしてなの。

多分義兄さまと私と一番離れたかったんだと思うわ……レルミッド様。

うう。悲しい。

貴族の席次も無視ね……。

そして誰も気にしてないと言う……。

……この国でもかなりのお偉いさんである王子と筆頭公爵が揃っていると言うのにな。

1人は義兄さまだけど……。

でもさあ、いいのか?誰か何か突っ込んでよ……。

私じゃ突っ込み辛いわ。


あ、此処の場所はウチの応接室の一つ。

地味に入った事が有るような……無いような。

ウチって似たような部屋が多いのよねえ。

ガラス張りの丸いサンルームが付いていて、光が差し込んでくる。庭が地味に見えるわね。

何だかちょっと曇って来たみたい……。

黒い雲が流れて来るのが見える。……天気位晴れやかにならないもんかしら。嵐にならなきゃいいけど。


「また高そうな部屋過ぎるだろ……。コレ、直に座っていい奴か?ケツに敷く物……ああ何もねえや……」

「ええ、触れたらダメなヤツよねこれ……。

駄目だわ、下に敷けそうなハンカチがない…。さっき滅茶苦茶手を拭いてしまったわ。」

「くそ、ビビらす気だろボケが…そうはいかねえ……」

「お、お気になさらず掛けてくださいませ」


え、座るだけで其処までビビらんでも……。

お通しして座って頂こうとしたら……ルディ様以外は凄く居心地が悪そうだった。

何で?貴族なのよね皆様……。

さっきの話からしてレルミッド様も王子様の御親戚なんだからガチで貴族なんだろうし……何でそんな慣れてないの……。

……それともウチやっぱり中身も魔王城みたいなのかしら。

暗めの色の調度品がダメだったのかしら。

うう、お気を少しは沈めて頂けると良いのだけれど……。

取り敢えずお茶をお出ししたけど、意外に皆様ガブ飲みしてるわね。

……良かった、飲食はしてくださるのか。喉乾いてたのね……。

義兄さまのせいで暑かったもんな。

まあ、密かにお前の家の茶なんか飲めるか!!なんて言われたら心配だったから良かったわ。


「皆様方、お楽になさってくださいませ。出来るだけ何でもお答えいたしますわ」


うう、レルミッド様の目線がまだ厳しい。

取り敢えず歩み寄りを止めなければ……少しは緩和されるかも。

諦めないで、私!!きっと何か……有るかなあ。義兄さまが散々喧嘩売りそうだなあ。

いいえ、諦めては駄目よ。攻略対象に嫌われるの悲しい!!

少しでも能動的に活動すると決めたのだから!!今!!


「……女のアレキちゃんは何なんだよ?」


あ、義姉さまへのご質問か。……そりゃ気になるわよね。

厳密には違うのかもだけど……女だと思ってたら男とか……。

美女と見紛う美男、みたいなのは二次では普通かもしれないけれど、現実にはあんまりいないわよね。

でもなあ、私も義妹長年やってたが大したこと言えないんだけど……まあ、正直に言おう。うん。


「私も何だか細かい所はよく分かりませんが、義姉と義兄は同一人物でして……」

「ハァ!?」

「両方になれるんです……。義兄アレッキオも義姉アレッキアもここにいる彼……同一人物です。

ご存じの方もいらっしゃいますが…」


チラ、と横の義兄さまを見たが、ニコ、と笑われただけ……。

ハイハイ、説明しないのね……。披露もしてくださらないのね。

早速気を挫きに来るだろ義兄さま……。ああ、もう黙ってられるだけいいや……。


「今披露は……しないみたいですわね」

「しねえのかよ!?」

「何でお前に見せなきゃいけないの」

「いや話の流れ的に其処は見せる所だろーが!?口調が思いっきりアレキちゃんだけどよ!?」

「オレは見てますよ」

「僕は見せられたな」

「私は両方知ってるわね」

「俺以外知ってんのかよ!?」


す、すみませんレルミッド様!!私も何が何だか……。

て言うか何故ルディ様はご存じだったのかしら…。ゲームでは全く知らなかった……ってまあ、ゲーム通りじゃないんだったもんね。

いけないわ……。

あーでもこの混ざった思考……分けることも不可能だし。


「アレキが不愉快なのは変わりないんだから、男でも女でもどうでもいいと思い始めたぞ」

「その言葉そっくりそのまま返す」


ルディ様……ある意味懐が広くていらっしゃるのね。普通、男にも女にもなれますなんて許容し辛いのに……。

他にもそういう人がゴロゴロいる訳でもないだろうし。

……今更だけど義兄さまって特殊だよなあ。


「そんな理由で納得しろってか!?」

「……いや、訳分かんないのはよく分かるけど、落ち着こうぜ先輩」

「頭が固いわよねえ」


いや、今許容してる人間が大多数だから、レルミッド様がお気の毒よ。

ドートリッシュ、真っ当なご意見なのだから煽らないであげて欲しいわ……。

寧ろ義兄さまがイレギュラー過ぎんのよ……。


「何だと!?テメエ、この熊ブス!」

「ハアアアアア!?誰がブスよしかも熊ァ!?」

「思い出したからな!!お前学園で暴風雨だの熊だの扱いされてたじゃねえか!!」

「よよよよくも人の黒歴史を披露したわね!?」


……女性にブスは……いけないわレルミッド様……。

それにしても慣れると……子供のような悪口ね、レルミッド様……。

益々ゲームと乖離しているのが身に染みると言うか…。

ドートリッシュ……不愉快なのはよく分かるけど、堪え……られないか。そうよね。止めないでおこう……。

私が口を出した所で、ドートリッシュの弾丸トークと迫力には負けるわ。


でもクマブスって何……。

どうして熊……。

熊ってあの二足歩行も可能な蜂蜜好きな哺乳類よね?此処でもそうよね!?

ドートリッシュは活発だし綺麗だし、どう見ても見た目は熊には見えないのだけれど……。

それに暴風雨って……風属性だから?


「……面白い学園生活だったんだな、羨ましいぞ」

「「面白く」無い!!」ねえ!!」


煽らないでルディ様……。

でもまあ……否定はされたけど、確かに聞いてるだけだと、面白そうだと思って御免なさい……。

一体何が有ったのかしら……。

そして、初対面なのに気が合うのね……息がピッタリだわ。

ガンガントークが出来てるな……。喧嘩だけど。

口を挟む余地がない……。


「それで……何しに来たの。言っておくけど、椅子の面倒は見ないよ。

魔術と法の下による処刑鳥使いの……王様。」


へ?椅子?

何椅子って……。椅子の面倒?何で?

え、何その呪文みたいな……王様?お、覚えられそうにないわね。

噛みそうな位とっても中二病っぽい名前だけど……。

義兄さまがつまんなさそうに言った台詞が……訳が分からない。


でも、クエスチョンマークが頭の上にびっしり飛びそうな顔をしているのは、私とドートリッシュのみ。

ルディ様とレルミッド様とサジュ様は分かってるみたい。

で、レルミッド様の顔色が変わっていく。


あ、コレ……神経逆撫でした奴だ!!

マズイ!


「テメエエエエエ!!!」


私達の視線で我に返って真赤になったレルミッド様が義兄さまに掴みかかろうとして……あわや揉み合いになりそうな所、サジュ様がまた羽交い絞めにして止めてくれた。

座っていた椅子がゴロゴロ転がっていくのが視界の端に見える。


……私?

私が止めなきゃと思う前に義兄さまにがっつり抱えられたわ。

こんなモメてる現場で、只のウザい役立たず化してる!!

ああ本当に……ごめんなさいサジュ様!!

ホント御免なさい!!サジュ様ご苦労をかけまくって!!

私清々しいくらい何にも無くて!!

私も何か特殊能力を備えてれば!!


「先輩!!先輩落ち着け先輩!!止めろっての!!沈めるぞ!!」


ああ、温厚なサジュ様も、いい加減にキレかけておられる!!

でも沈めるって何処へ!?まさかさっき言ってた水没魔法!?

何も起こらないか水没するかの奴!?

ってえええ、真ん中で控えめな威力は無いの!?

人死に無しで家を全壊さないで頂けると助かります!!


「人の家水没させようとするの止めてくれる。端数迄残らず賠償請求するよ」


義兄さまの一言でぴたり、と双方の動きが止まった。

あれ、ドートリッシュまで止まってる。

……もしかして加勢しようとしてた?ポーズが何だか変だわ。


「ば、賠償……」

「この高そうなモンを……」

「……っ」


……あ、今の所、何も壊れてないみたい。

長椅子が裏向きで転がってるくらいね。て言うか何方がやったのかしら、力持ちね……。

私なら絶対この長椅子動かせないわ……。

引き摺るなら出来るでしょうけど。


いや、でもこれレルミッド様を煽った義兄さまが悪くない?

何か壊れたとしても、全面的に義兄さまのせいでしょ……。

……それなのに義兄さま、滅茶苦茶責任転嫁にも程が有るわ。

酷いわね…。

出来るだけ恨みがましい目線を斜め上に送ると、ニッコリ笑い返された。

いや、そうじゃねえわ!!

何ご機嫌になってんのふざけんな義兄さま!!


「……ふむ。静かになったな」


……ルディ様って、もしかして義兄さま並みにマイペース?

全くさっきから優雅に座った姿勢を変えていないわ。

ま、まあ王子様だもんね…。良きに計らえー的な感じにもなるわよね。きっと……。

……曲者っぽいのかな、結構。


「今のうちにアローディエンヌ、聞きたいことが有る」

「気安く呼ぶな」

「義兄さまの事はお気になさらず。義兄さま、大人しくしてくださいな!」


話が進まない!!

肘鉄でもくれてやろうか義兄さま!!

……効いた例ないけどな!!

一応当たってはくれるけど…虚しい。


「……ロージア・ハイトドローに毒を渡したか?」

「……はあ!?」


何ですって!?

毒?

毒ゥ!?

毒って今言ったの!?私が!?

何でそんな物を渡した疑惑が巻き起こっているの!?


「どどど……毒!?そのような物、渡しておりません!!」

「そうか、渡して無いのか?証拠は?」


いやそんなシレッと普通に無茶言われても!!

渡した証拠を掴むもんでは無いの!?

ドラマとかでは……えーどうだったかな。

普通は……動かぬ証拠を突き付けて尋問!!ってな感じじゃないのかしら。

いや、この世界では疑わしきは罰しろ!的な感じなの!?

えええ、だったらどうしよう!!

渡していない証拠!?どう証明したらいいのそれ!!


「安心して、アローディエンヌ。

ショーンは色々調べた上で、何にも出ないから揺さぶってるだけ」


えっ、そうなの!?

こんなにキラキラ麗しいのに、意外と腹黒いんだな王子様!!

ってそりゃそうか!流石貴族の中で生活をされてらっしゃるわね!!

目線を合わせたら滅茶苦茶綺麗に微笑まれた…。

……笑顔慣れしていると言うか、やっぱり読み難い方だわ。

見る分には滅茶苦茶眼福では有るのだけれど。


「その様子だと、アレキが使って、隠滅した可能性の方が高いな」


何だと?

知らない間に義兄さまが!?

……いやだ、身内なのに可能性が有り過ぎる。


「……義兄さま?」

「する訳ないじゃないそんな面倒な事」


……面倒じゃ無かったらやるのかよ。

相変わらず物騒だわ……。


「義兄さま?」

「なあにアローディエンヌ」

「物騒な事は」

「しないよお……今の所は」

「おいアレキちゃん……テメエ、ざけんな」


金輪際止めて欲しいが、止めても聞かないんだよなあ、こういう言い方の時は。

あああ、レルミッド様がキレそうじゃないの……。

どうか穏やかになさって下さい……。


「アローディエンヌ、質問を変える。ロージア・ハイトドローとはどういう関係だ?」

「……一応、友人でしたが」

「何故過去形だ?」


何故と言われても……。

好意を持ってサポートしようとしたら、話は聞かないわ、メッタンメッタンのギッタギタに罵られたわだからとしか……。


「……彼女の行動を諫めましたら罵られましたので……物別れに陥りました」

「あのチンピラ、義妹姫様を罵ったの!?」

「熊ブス煩えな!!」

「うっさいわ赤フード!!」


……そして、予想を遥かに超えて口がお悪いレルミッド様……。

うん、この方が予想を裏切り過ぎだけど……。寧ろ一番お言葉遣いが丁寧だった筈なのに……。

表情は一緒だし、シニカルではあったけど。

うーん、ゲームの彼は一体何で有ったの?

……まあ、現実を実感できて、いいと思うようにしなきゃ。

未だ其処迄ショックでもない……筈。

レルミッド様推しの転生者が居たら、ひっくり返ってメーカーにキレそうなレベル……かしら?

義兄さま推しで良かったような、止めといた方が良かったような……。

でもこれはこれでいいような……?


あ、それどころじゃないわ。

風属性の二人がまた喧嘩腰になっている。


「姉さん…静かにしろって」

「あの、レルミッド様……」

「大体何なんだよお前ら!!

兄妹揃ってノラリクラリ怪しいだろうが!!

ハッキリしろや!!」


あ、怪しい……。

の、ノラリクラリしているように……見えるのか。

……そりゃそうか。

私は本当の事を言えてないんだから……。


私はサポートキャラから解放されたのに、顔が動かないのをいいことに、前からの癖で言葉少なにして、察して貰ってばかりだし。


レルミッド様の真っ直ぐな言葉が、意外と心を抉るわ。

真っ直ぐで素直な方……。うう、目が綺麗で居た堪れない……。


「ハッキリ、ねえ。お前だってそんなにハッキリとひけらかせるものばかりじゃないのにねえ」


義兄さまが背後で笑った気配がした。

どう言うこと!?

って言うか義兄さまが言うなって科白だけど。


「少し、やり合う?ショーンと、鳥番?」

「義兄さま!?」


やり合う!?

止めてよ!?絶対に不穏な気配しかしない!!


「大丈夫だよ、屋敷は壊さないよ。思い出が詰まってるもんね…良くも悪くも」


良くも悪くも……。ちょっとズキッとするな、その言い方。

……まあ、義兄さまにとっちゃあ、良くない思い出も沢山有るわよね……。

過去をちょっと思い出して顔をしかめていると義兄さまは私の背中を押した。


「騎士サジュ・バルトロイズ」

「うん!?」

「アローディエンヌに事情を聞いていいよ」

「へえ!?」

「ちょ、待て!!何勝手に……未だお前の義妹には話が……」

「え、義兄さま」


いいから、と義兄さまが手を振った。

それからドートリッシュに目を向ける。


「ドートリッシュ夫人、外に控えているのに着いて行って。

アローディエンヌを宜しく」

「は、はい!わ、分かりましたわ!!」

「え、何でオレも!?」

「何でも何もその目的で来たんだろ」

「え、いや……まあそうだけど」


あら、サジュ様が口籠っておられる。……お珍しい、のかしら?


「行くわよサジュ!ご厚意に預かりますわ!!」

「姉さん!!」


ドートリッシュに私とサジュ様は腕を組まれ、扉に引き摺られて行った。

……す、凄いなドートリッシュ。

私込みでよくこんな体格のいい弟さんを引き摺れるわね……。


「義兄さま!!ちゃ、ちゃんとご協力してくださいね!!お二人共御無事でお帰り頂いてくださいね!怪我もさせてはいけませんわよ!

失礼の無いように!約束ですわよ義兄さま!!」

「アローディエンヌも約束を忘れないでね」


こうなったら無茶振りされた勢いでこっちの要望を載せておかねば!!


押し出されるように外に出た私たちの目の前で、ぱたん、と大きな扉が閉じてしまった。

……自動ドア?何で?


いや、あの3人で……だ、大丈夫なの?!

不安だわ。

密室で義兄さまが過剰にブチギレないと良いけれど。


「大いに不安だわ……。どうか御無事で……ルディ様にレルミッド様…。」

「まあ、いけませんわ義妹姫様!

あんなドスケベ赤白フード共は、若様に痛い目に遭わされればいいんですのよ!!」

「そんな、何もされてないのに……」


過激だなドートリッシュ……。

別に無事だったのだから、そんなにキレなくてもいいと思うのだけれど。

と言うかあの程度、大丈夫よ……と過ぎてから思う私って小市民ね。


「居るだけで不埒ですわ!!特に赤フード!!義妹姫様に失礼が過ぎんのよ!!ねえサジュ!?」

「……あ、ああ……。ああ」

「何なの!?サジュ迄女の敵になりたいの!?」

「……いや、そうじゃねーけど……」


上を見ると、サジュ様の眉がしかめられている。

少し、苛ついておられるような……ご心配なのかしらね。

それにしても、どうしてサジュ様は……あのお二人と一緒だったのかしら。

ゲームでも接点は……無かった筈のような。


……外を見ると、真っ黒い雲が空を覆いつくしている。

……義兄さま、穏便にしてよ……?


よく椅子が出てきますが、ユール公爵邸の椅子は普通の椅子です。

悪役令嬢の家ですが、大体の設備は普通です。



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登場人物紹介
矢鱈多くなって来たので、確認にどうぞ。とてもネタバレ気味です。
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