表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Darknessmyth1   作者: 春川健
4/4

ああああアアアア

カハルを斬り殺したのは言うまでもない。ガルラスである。奴はカプセルの中に神の血を注いだ瞬間に目覚め、0.5秒も満たない速度でカハルの体を二つに裂いたのだ。


ガルラスは、指先から垂れているカハルの血をペロリと舐めた。血だーーーもっと人間の肉と血がほしくてたまらない。

もうその感情が怪物そのものである。


ガルラスは上を見上げる。

上には空洞があり、そのさきには外に通じる穴だとガルラスは察した。

そして、勢い良く飛躍した。跳んで地面が砕かれるほどである。


外に出てみると、数百の巨大な建物が自分を囲んでいるかのように建っていて、人がたくさんいる都市に出た。田舎に出たばかりの少年少女ならば人口が多く、これだけの巨大な建物が建ち並んでたら驚きを隠せないだろう。そして誰もガルラスの存在に気づいてないみたいだ。


だがガルラスにはそれはない。だって彼は怪物で、人をただ貪り喰いたいことしか考えていないのだから。


トンと足に小さいものが当たる感触がしたので、ガルラスを足元を見るとそこには不思議な表情で見つめる少女。


ガルラスはニチャリと笑みを浮かばせ、目に見えない速度で少女の首を果実のようにもぎ取った。

それを見ていた母親らしき人物が悲鳴をあげる。

悲鳴に驚いた周囲の人々はガルラスの存在にようやく気付き、逃げようとするがガルラスは拳を横に振っただけで風を巻き上げ人々を吹き飛ばした。







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ