表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/30

ほうき星が笑ってる

光のしっぽを見たその瞬間

あたしの中で音楽が鳴った


シャラン シャララン シャラララン


お願いごとを唱えるよりも

そのメロディーに魅了され


シャラン シャララン シャラララン


まばたきすれば同じように

さっきの魔法の一瞬が甦る


この音楽は 何かしら

空に隠れた 叫びなの


それとも星が 奏でてくれた

遥か彼方から 届けてくれた

題名すらない ロンドかしら


シャラン シャララン シャラララン


これだけあたしを 震わせて

もう何光年 離れちゃったの


受け取った音を 口ずさむ

飽きることなく 何度でも


ねぇそれだけで しあわせよ

今夜のあたしは しあわせよ


シャラン シャララン シャラララン


光のしっぽが通った跡を

指先でなぞり宵闇に混ぜ


シャラン シャララン シャラララン


小さくこぼしたおさない願い

明日も良い日になります様に

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ