表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/30

あなたがくれる冬は

ちょっとずつ厚着になって

ちょっとずつモノクロになっちゃう

そんな冬が嫌いでした


気合い入れた薄着を注意されて

彼に風邪を引かせちゃった

そんな冬を恨みました


見に行ったイルミネーションが寒色だらけで

「キレイだね」「そうだね」で会話途切れちゃう

そんな冬が憂鬱でした


だから驚いてるんです


むいてもらう蜜柑のなんておいしいこと

冷たい空気と一緒に入ってくる「ただいま」の声

黒タイツを脱がされる瞬間のどきどき


今年の冬は私の知らない冬みたい

なので一つお願いです


このまま私を連れてって

輝きあふれる新しい春まで

幸せなのかけた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ