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サンダルウッド

「声が聴きたくなった」とか似合わないね

いつも半歩先をゆくそよ風人間

「つまり眠れないだけなんでしょ」分かってるよ

でもねニヤけてしまった顔バレてんだろうな


隣にいる時には気付かないような

ズルい香り 不意を突いた

サンダルウッド


ハンガーにかかった上着の肩の部分

嗅ぎ慣れていないキミの残り香

こうして思い出す導火線だけあるから

足りない 足りない 会いたい

明日(あす)よ 今日になれ


キミが探していた本 こないだ見つけた

今度会う日までに買ってプレゼントしよう

けれど待ち合わせの時 計画は狂って

「気になったから読んでみた」なんてハッタリかました


キミの振る話題に染まってく世界

ブレンドされ 魅力を増す

サンダルウッド


ただ返事がワンパターンになるのが嫌で

些細なことでも知識が欲しい

気紛れに興味を移ろわせるのはどうして?

待ってて もうすぐ 読み終わる

今度また話そう


キャンドルの中で混じりあうフレーバー

二人の相性もこれぐらいがいい

声が聴きたくなってしまったのは こっちの方

サンダルウッドに寄りかかり

今日も癒されてる

男子でも女子でも当てはまる(と良いなと思う)感じに書いた歌詞。

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