二人目―ハーレム天国の始まり―
第二章開幕です!
これからが本編なんです。
これからが俺の書く物語なんです。
ほのぼのしまくるんです。
もう、誘拐なんてありません。
いいえ、書くわけありません!!!!
あの事件から一ヶ月。
場は母さん経営の小学校。やっとだ。長かった。
我が身も綺麗になり、ようやくナノハを迎えに行けると舞い上がっていたのだが……
「初めましてなの、私コトネと言いますなの」
「これはご丁寧に、初めまして、俺は千藤己道と言います」
自己紹介はコミュニケーションの基本。
では、至極全うな質問をしよう。
さぁ皆さんご一緒にっ!
「誰だ」
いや、マジで誰だよ。
「私はコトネと言いますなの」
「違う、そうじゃない!俺が聞きたいのはお前は何者だってことだ」
「何者ですかなの?…………あ、千春さんに己道とかいうゴミに使えなさいと言われてきたなの」
クソババァこんどは絶対に避けさせねぇからな。
固い固い決意を胸に秘めつつ状況を整理する。
つまり、俺は白髪セミロング美幼女推定11歳。美人の象徴。鎖骨が妙にエロく最近は肉もついてきてよりエロスな幼女となり、透き通る肌は水晶のごとしと名高い俺の嫁に加えて
目の前にいる茶髪ショートの可愛い系幼女推定9歳。可愛いの代名詞と言わんばかりの可愛らしい語尾が男心をくすぐり、大きくぱっちりとした目で見つめられると、どんなわがままも聞いてしまえるだろうと思えてしまう可愛さ。ナノハが美しいならば、コトネは可愛らしい!と男の欲望を具現化した様な二人を俺が独占すると言うのか!?
……お母様!感謝いたします!私には勿体なき天使を二人もお恵みいただき私は…私は、やっぱダメだ。
こんな純朴な天使に青姦だの俺の事をゴミだのといらねぇことを教え込んだ罪は決して軽くはない!
よってクソババァは一発殴らなければならんのだ!
「コトネー、どこー」
いつもと口調は違うが聞き間違えはしない。
嗚呼、麗しき我が妻の声。聞くだけで心が浄化されてゆく。
「あ、コトネ!荷物の整理まだでしょう」
ナノハが小学校から出てくる。
お姉さんぶったしゃべり方がギャップ萌えしすぎて卒倒しそう。
「ふぇ、ご、ご主人様!すいません
お見苦しい所をお見せ致しました」
はっはー、瞬時に口調を変えるところはとてもプロ根性があると思うのだが、耳たぶまで真っ赤にしてプルプル震えながら言われても可愛いだけじゃん!
さすが俺の嫁!萌えのなんたるかを心得てるぅ!
「お母様より、お手紙を預かっております」
そう言って1枚便箋を渡される。
……息子宛の手紙にハートのシールなんて張るか?
手紙をあけ、あけ、あーけ、くそっ!このシール粘着力強すぎだろ!嫌がらせか!嫌がらせなんだな!
やっと開いた。えーとなになに。
「こーちゃんへ
よく開けれたわねぇ、わざわざ粘着力3倍の特製シール使ったのに残念ね。
さて、本題に入るわね。今日からこーちゃんには二人目の面倒を任せようと思います。
その子の名前は柊琴音よ。仲良く暮らしなさいね!
追伸
こーちゃんはこの幼女天国の誘惑を耐えられるかな?」
破り捨てる。魔法で跡形もなく燃やす。
ふっ、もっと燃えろやぁぁぁぁ!!!!!!!!
ふざけんなよ!?
こちとらてめぇに嵌められて家計が火の車だって時に狙いすまして爆弾放り込んでしゃねぇーよ!嫌がらせにも限度があるだろ!?何なの?餓死させたいの?三人揃って餓死するよ!この人殺し!!
「あの、コトネが行くのは迷惑なの?」
子供なりに何か察したのか、潤んだ目でこちらを見つめながらこんな卑怯な事を言ってきやがった。
こんなことされたら答えは1つだよなぁ?
「全然大丈夫だ!俺の家にこい!歓迎してやる!」
実は俺って途方もない馬鹿じゃないか。
次回一章の伏線は全て消去しました
新キャラだぁぁあ!
幼女を幼女が幼女の幼女な幼女!
つまり幼女のほのぼのストーリー
難民ラノベを書くんだぜ!!
取り敢えずロウきゅーぶ買ってくるわ
さて、毎回前書きと後書きが荒ぶるフユトです。
ここからは読者に感謝を述べたいと思います。
これを書く前にPVが1000越えました
ありがとうございます!
読んでくださった神様のお陰です!
これからもよろしくお願い致します!