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溜め息of溜め息

まずはお決まり第一声。

すいませんでしたぁぁぁ!

もう、言い訳しませんとも!

サボりましたよ!はい、そうですとも!

ネタ切れにかまかけて全力をあげて

書くことを拒否してましたよ!




……いや、本当に申し訳ない

何故か一日4PVくらいコンスタントに見てくださるのに、これ程までにサボってしまい本当に申し訳ない。次回は必ず早く投稿します。一ヶ月おきだけど。

全身が重い。

まず感じたのは、そんな感覚。

意識はあるのに目蓋が開かない。指を動かすことも出来ない。真っ暗な視界の中、ただ意識だけは存在している奇っ怪で感じ続けると狂いそうな盲目。

 

「      」

 

 声を出そうとしても唇すら固まったまま微動だにしない。

 唯一生きている耳だけが風の吹く音を捉える。

 

 「まだ寝て、あら意識はあるみたいね。よかったわ一応生きてて」

 

 物騒きわまりない台詞を聞き覚えしかない、と言うか感覚的にはついさっきまで殺意増し増しだった声が聞こえる。

 

 「耳だけは聞こえてるはずだから色々気になってそうなこと説明しておくわね」

 

 ご都合感満載でそんな台詞をはきだす千春。超上から言われてる気がするけど、このイモムシ状態あんたのせいだからね?わかってます?エンチャントに神経毒針って容赦なさ過ぎでしょ。

 

 ぎしぃ 

 パイプ椅子か何かに座ったような音と共に千春が説明を始める。

 ほんと身勝手。

 

 「まずは何で戦ったかだけど半分は気分よ。息子の成長が気にならない母親なんていないでしょ?どうせなら直接確かめようと思ってね~。うふふ、楽しかったわよ。こーちゃん、思ってたより強くなっててお母さん嬉しいわ~。私の愛刀、へし折っちゃうなんてびっくりしたわよ。でも、まぁ、まだまだね。私くらい倒せないとナノハちゃんを守る役目は任せられないわね。あ、そうそう刀の弁償代はこーちゃん宛になってるからよろしくね。前こーちゃんが壊したおもちゃよりちょーーーーーーとだけ高めだけど払えない額じゃないから安心してね。」目

 

 「じゃあ、まぁ本題だけど簡単に言うなら、ただの時間稼ぎよ。何よ、そのあからさまに疑ってる目は。殺しあったんだし多少は疑いたくなるのもわかるけど現に今殺そうとしてないし曲がりなりにも母親よ?息子に嘘をつくわけないじゃない」指

 

 「時間稼ぎと言ってもね、どっちかって言うと、こーちゃんを足止めするだけの係なのよ。わかる、この意味が。わざわざ私自らアンタなんかの足を殺したのか。わかる?」口

 

 「わからないならわからないでいいのよ。別に重要なことじゃないわ。一番重要なのはこーちゃんが戦ってる間に何があったかよ」舌

 

 「今回の作戦考えたのは誰だった?ナノハちゃんは何処にいったと思う?そもそもナノハちゃんは何をしてると思う?ナノハちゃんは何をしたいと思う?さて、そろそろ動けるわよね?」

 

 話を切る。

 パイプ椅子から腰をあげベット際まで近づいてくる。 

 上半身を己道に覆い被せるように乗りだし真正面から顔を覗いてくる。

 

 「やっと喋れる程度だよ。なんなんだよ、あの劇物。一歩間違えたら息子殺しだぞ」

 

 「私がそんなヘマするわけないじゃない。ましてやこーちゃん相手よ?まだまだ余裕よ」

 

 「あんまりストレートに言われると落ち込むんだけど、これでも高魔持ちの魔術師だよ?」

 

 まぁ良いやと話を区切り本題へうつる。

 

 「ナノハが何か企んでるってのはわかったが、その何かはなんなんだよ。珍しくシリアスしようとしてるんだ。ちゃんと説明してくれよ」

 

 「わからないの?」

 

 「あぁ、全く。思い当たる節すらないね」

 

 はぁーと長めのため息をつく千春。なにか落胆と言うか、ある種の軽蔑を含んだ眼差しで見てくる。

 

 何を期待してたんだよ。

 

 「ナノハちゃんが機械だったって話は知ってるわよね」

 

 「それがどうした?」

 

 「作ったのが誰かも聞いてるわよね」

 

 「どこぞの貴族だろ」

 

 「ここ占拠してる連中ね。で、私があんな奴等に遅れをとると思う?」

 

 「むしろ何であの数相手に遅れをとらねぇんだよ」

 

 「私が会社を簡単に渡すと思う?」

 

 「渡すくらいなら切り崩すだろ一刀両断だろ」

 

 「私をなんだと思ってるのよ間違ってないけど。で、どうやったら私が会社を渡すと思う?」

 

 「え?」

 

 やっとたどり着いたとため息混じりに頭を抱える千春。

 

 「ナノハが、、、どうしたんだ?」

 

 プチン。

 と切れちゃダメなものが切れた音が頭の中に響く。

 それと同時に千春が拳を寝たままの己道に降り下ろす。

 降り下ろし振り抜いた拳は己道の顔右を掠めてベットが盛大に破壊される。

 

 「あぶねぇ!何しやがるクソババァ!」

 

 「クソはあんたの方よ!このくそ息子!あんだけヒント出したんだからいい加減理解しなさいよ!キレるわよ!」

 

 「十分キレてるよ!殺意がさっきより高いよ!」

 

 「うるさいくそ息子!ナノハちゃんが何でわざわざ私に頼み事なんてしたのかわからせてあげるわ!」

 

 と言うと千春は己道の胸ぐらを掴み地面に叩きつける。床が割れ一つ下の階に抉り込ませる。

 

 「ずいぶんとダイナミックな登場だねぇ、七番の旦那さんよぉ」

 

 「無茶苦茶加減と言うか適当加減はいつも通りに、来たなの。そんな配慮いらないなの」

 

 「あらあら、駄犬がはしゃいじゃって。お仕置きが必要かしら?」

 

 「ご主人様……」

 

 四者四様の反応と一致団結した溜め息が聞こえる。

 

 「時間稼ぎと道案内したわよ、貴族さん」

 

 次回 そろそろダメな意味で完結かな

要するに、はい。

千春さんの腕力みたいに全てを

作者の力で破壊してしまいました

いや、まぁ、プロットなしキャラ設定なし

やっつけ本番初投稿で始めたにしては

割りと続いてるんじゃね?と

騙し騙しやってきました。が

多分、そろそろ終わります。多分ね!

もし、その時が来たなら、これまで読んでくださった皆々様に最大限の感謝とキャラクターたちに愛を込めて、風呂敷を投げ出させて頂きます

(ここまですべて支離滅裂)

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