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後日談というか西○維新様のパクり

今回で二章完結します。

なんか、とても長かった気がする。

さて、書くにつれて駄文力が上がり続けている

残念な拷問作品のはじまりはじまり。

とりあえず今へ戻り、事後処理。

超トラウマ級の拷問生活の果てに言葉だけだった自殺が現実になりかけた後、全ての元凶クソババァが満足したらしく終息させた

地獄。


ナノハが言うには、後始末に自分に出番が回ってくるほど手間取ったらしい。


尾毬さんはクソババァに捕まり、只今現在絶賛更生中。


「近況報告も良いですけど、あまり説明が過ぎると面白くないって言われますよ」


「ナノハ、そう言うベタなメタ発言の方がどうかと思うぞ。そもそも、お二人さんが知りたいって言ったから説明してるのに水を指すなよ」


えー、こほん。

みすぼらしい自宅は母さんが用意したものなのだが、超大手企業の社長が用意してくれた家なのに屋根は一部取れてたり、扉と窓の立て付けがことごとく悪かったり、何か出そうな雰囲気しかない廃墟じみた家と言うのは、また何かの嫌がらせなのだろうかと思って良よな?


「いえいえ、ダメですよご主人様。現在千藤グループは赤字ギリギリ何ですから」


「ほへら、何で?毎日バカみたいに売れてるのに」


「……えーと…、そう!ご主人様の醜態を民草の記憶から消すために、それ相応のお金が必要でして他に手が回らないのですよ。ついでに首も回らないみたいですが」


ダメじゃん、倒産寸前じゃん。


「てか、民草って。ナノハさん王様にでもなったのかよ」


冗談半分に、そう切り返すとナノハは妙に言いよどんで


「そんな事ないですよ。お母様がおっしゃってただけでして」


と焦っている様に見えた。

でも、まぁ、うん。

家建ててくれただけでも良いじゃん。


所々ボロボロで

色んな理由で窓ガラスやらなんやらはなくなってますけど、少なくとも雨は凌げます。

しかし、こんな家と名乗るのがおこがましいような家にナノハを住ませるのが心苦しいのも事実。

と堂々巡りしていると、横から震えた声が聞こえる。


「な、なんで、あんな話を聴いて平気なのです」

あまりに、怖がってかキャラが崩れかけている純真幼女コトネちゃん。


「どれ程、酷い事をされようと

どれ程、世間が厳しかろうと

今、ご主人様が元気に生きて、一緒にいれるなら満足ですから。過去の心配など無用と言うものです」


流石俺の嫁。

さすおに、ならぬ、さすよめ。

刺す嫁………気付かなかったことにしよう。


「浮気は許しませんよ。あなた」

こんなタイミングで、呼び方変えんのやめて!?

恐怖以外感じないから!

デレて!デレて呼んで!


「よ、よくわからないなの。でも、ナノハねぇはお兄義ちゃんの事が大好きだってことはわかったなの」

大好き越えて殺されそうだったけどね。


「ところで、お兄義ちゃんはこれからどうするなの?」

…………聞き間違い。聞き間違いだ。

そうに決まってる。


「お兄義ちゃん」

聞き間違いだよ。ナノハに妹がいるなんて話聞いたとないもん。


「返事してなの。お兄義ちゃん」

おかしいな幻聴が聞こえるぞ。

いやいや、おかしすぎる。

俺は決してお兄ちゃんと呼ばれて興奮する変態ではないし、ましてや、お兄義ちゃんだなんてそんな義理でハァハァ言う特殊な性癖をお持ちな方々と一緒にされるのは、いささか不愉快でもある。

そもそも、俺にはナノハがいるんだから他の女の子なんかで、萌えるなんて考えられない話でもあるのだ。

それに、仮に、俺が、もしも、万が一、もしかしたら、妹キャラが、少しでも、好きだと、仮定するならば、その妹属性をナノハに付与するところであって、他人に求める事は、なにがあっても、どう考えても、ありえない物でなので、この幻聴は長くの拷問生活による疲れの産物としか言えないわけで、早く休む事を俺は、俺自身に強くおすすめをする。


「もー、お兄義ちゃん。怒るよなの!」

「はぁーい!ごめんね、駄目なお兄義ちゃんで、お菓子あげるから怒らないでね。何が欲しい?何でも、買ってあげるよ。お金のことなんて心配しなくていいよ。ほらほら、たっぷり甘えておい───」

とてつもない殺気。もはや殺気と言うより、殺そのもの。

殺意を感じるだけで死んでしまえそうな狂気じみた凶器(さつい)


「浮気ですか?あなた」


ワーナノハノエガオッテカワイイー。


それから、病院で目覚めるまでひたすらナイフを刺される夢を見ていた。針山並みに。


次回 三章のネタはちゃんと考えよう

二章完結

お疲れさまでした!

よらりくらりと何とかかんとか書ききれました

これも、何だかんだで読んでくださっている

数人の神様のおかげです。

ありがとうございます。

そして、これからもよろしくお願いします

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