子供の煩悩
ある時、僕は成長することをやめた。大人になることをやめた。その時は英断だ!これは歴史に残るすごいことをした!なんてことは思わず、ただ面倒臭くなっただけのである。向上心が無い。致命的な欠陥をずっと持っていて、流れるプールでずっと浮かんでぐるぐる回っている人と一緒なのだ。これは親父がしていたから、僕も習得してやるようになった。あれは楽しい。しかしデートとかの時にやるとめっちゃ嫌な顔されるし水かけられるからやめておいたほうがいい。足とか削れるし。
また脱線した。話の脱線に関しては僕はプロだな。プロラベルを張って欲しい。ビールって種類いっぱいある。全部苦い癖にウザい。オレンジジュースもいっぱいある。あれも煩わしい。文字がべらぼうにたくさん書いてあり、企業が商ケースの内側で喧嘩をしている。うるさい。だからジュース買わない。だって高いし。
コンビニにもあまり行かなくなった。何か決まったものしか食わなくなってきた。知らない食べ物を食べようとする探究心すらない。うーん。セロリってどんな味がするのだろうか。ホワイトブロッコリー(カリフラワー)の味は忘れた。お菓子も高い。二百円する。今の小学生って遠足のお菓子の値段って何円までなのだろうか。気になる。好きな子のパンティーの色ほどは気にならないが、明後日のボートレースの純倍くらいは気になる。
思ったが、子供って案外煩悩に塗れている。羽の折れた天使なんていう人もおるがあれは悪魔だ。邪神の塊。年齢をいいことになんでも法律無視。親父狩りをする小学生が出てくるのかもしれない。怖い世の中だ。だって子供の作り方を知ったのは小学生だったし。う〜ん。嫌いだな。小学生は。小学生にもケチつける大人になってしまったのか。僕は情けない人間だ。
中学生が平然とタバコを吸う世の中なのは当たり前なのだが、表向きは成長しているように見えて、案外昭和と変わっていない気がする。
サクラダファミリだな。なんだ。苦悩苦痛煩悩




