表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/50

同族殺し

私は群れに1人で突っ込んで行き、1番近くにいた小蛇(スモールスネーク)に噛み付くと、噛みついた小蛇(スモールスネーク)は死んでしまった。


……えっ?こんな弱いの?一回噛んだだけだよ?と私はあまりの弱さに驚き、それと同時に怖くなった。同じ種族だから私も噛まれたら一撃で死ぬんじゃないのかと。しかし、他の小蛇(スモールスネーク)は一切私を襲おうとはしなかった。 


かなりの覚悟をして飛び込んだのに誰も来ないことに、呆気を抜かれていると、後ろから、


「ごめんリージャちゃん。普通の小蛇(スモールスネーク)は一切の攻撃手段がないんだった。リージャちゃんが普通に戦うからすっかり忘れてたよ。」とセラちゃんが謝りながら私にそう告げた。


つまりは殺し放題って事?反撃しない相手を殺すのは、私を虐めてた奴らみたいだけど、私はアイツら殺す為には仕方ない事だ。ごめんね同族達。と私は心の中で反撃して来ない同族達に謝りながら一匹ずつ噛み殺していった。


そして、私が、丁度半分殺した時、


「デゲデゲデゲデデーンデーデーデードーン❗️」

「レベルアップだよー❗️」


どうやらレベルが3に上がったみたいだ。


こんだけ殺してレベルが1しか上がらないのか。悲しいなー。と思いながら、


「セラちゃんもレベル上げれば?」と私はセラちゃんに質問した。すると、


「えっ?私は別に良いよ。リージャちゃんは虐めて来た人達を殺す為にも強くならないといけないんだからリージャちゃんがやりなよ。」と言ってくれたが、


「え?セラちゃんも虐めてきた奴らに復讐するでしょ?だからセラちゃんも強くなろうよ❗️」と言うと、


「……そうだね。」とだけセラちゃんは言い、私と場所を交代した。


そしてセラちゃんが殺している間に私はレベルが上がった自分のステータスを確認する事にした。


「ステータスオープン❗️」

・個体名、リージャ

・レベル、3

・種族、小蛇(スモールスネーク)

・体力、4

・魔力、2

・力、7

・物理防御、4

・魔法防御、3

・速力、8

・精神力、10

・スキル、超弱毒

・???、未発現

・???未発現


……やっぱりダメだな。全然強くなって無いや。よし決めた❗️私はレベルが10になるまでステータス見ない❗️そうすれば成長を感じれる筈だ❗️


と考えた私は、私の同族を殺すセラちゃんを遠くから眺めていた。私よりスムーズに殺している。魔法も使いながら殺している。あーあ私ってどうしてこんなに弱いんだろ?と弱気になっていたが、


「いやいや❗️私はアイツらは絶対に殺すんだ。こんなとこで弱気になんかなってられない。絶対に強くなるんだ❗️ と私が心に決めると、いきなり私は何かに潰された。


全然重くない。これは布?私が何かを考える前に私は、呼吸が出来なくなり意識を失うのだった。



「リージャちゃん❗️私もレベルが上がったよ❗️」あれ?リージャちゃんから返事がない?私は辺りを見渡したが、


「リージャちゃんが何処にもいない?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ