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初めての友達

それから、私のセラさんとの生活が始まった。


初めての友達ということもあって、接し方がよく分からなかったが、セラさんは凄く優しくて、私は嬉しかった。


本当は疑っていたのだ。私をいじめるために嘘をついて、私を陥れようとしているではないかと。でもセラさん違った。私の事を尊重してくれたし、私を優先したりと、とても優しく接してくれた。だから私も同じようにセラさんに接した。


そんなこんな、二人で1週間も生活をしていると、二人の中は良くなり、お互いをセラちゃん、リージャちゃんと呼ぶように

なっていた。そして私は、セラちゃんに全てを打ち明けた。


自分が異世界転生をした事。いじめられていたから復讐したい事。だから強くなりたい事を。それを聞いたセラちゃんは泣いてくれた。


だってセラちゃんもいじめられていたからだ。セラちゃんがこの洞窟で暮らしている理由が仲間達からイジメを受け、住処を追い出されたからみたいだ。そんな辛い過去を持つからなのか私の酷い仕打ちを一緒に悲しんでくれた。そして、復讐の手伝いをしてくれると言ってくれた。


嬉しい。こんなに親身になって話してくれるのは王子様以外で初めてだ。私はとても嬉しかった。そして、その日は二人で抱き合いながら眠りについた。まぁ私は蛇だから、抱きつくというよりは、巻きつく感じなんだけどね。


そして、朝になり、目を覚ますと、セラちゃんは、


「リージャちゃん。強くなるにはねこの世界の知識を知らないといけないと思うの。リージャちゃんは別の世界から来たから、あまりこの世界に対して、知識がないと思うの。私もこの世界について全てを知ってるわけじゃないけど知ってる事を全部教えるね。」


と言い、この世界について、話をしてくれた。



「まずこの世界はね大きく分けて、八つの大陸があるって言われてる。」言われてる?と言う言葉に私が疑問を抱いていると、


「リージャちゃんよく疑問に思ったね。そうこれはおかしな話なんだよね。この世界では誰もが大陸は八つあるって言うんだけどね?どの地図にも大陸は七つしかないんだ。」とセラちゃんは言った。


それってどう言う事?と私が頭を悩ませていると、


「そうだよね。私も未だに意味が分からないもん。何で誰もが八つの大陸があるって言ってるのに、地図には七つしかないんだろ?私にも分かんないんだよね。……まぁこの話結論が出ないから辞めよっか❗️じゃあ確認されている七つの大陸について話すね。」


とセラちゃんは話を切り替えてくれた。正直意味が分からなかったから助かる。


「まずは、今私達がいる場所から説明してあげる。私達が今いる場所それは、始まりの大陸とも言われている、中央大陸レミン。の1番端っこヘルンの町のすぐ近くのリンゴ園だね。」と教えてくれた。そして、


「まぁ私達がいる大陸はレミンだね。次に、黄金の大陸とも呼ばれる、北の大陸ダルガーナ。次はー、水の大陸とも呼ばれる、西の大陸メナトス。それから、修羅の大陸とも呼ばれる、東の大陸コラン。そして、幸せの大陸とも呼ばれる、南の大陸リングエル。この五つの大陸が人間達が支配している大陸だね。」と言い、


「次は、魔物、いや魔族が支配する、二つの大陸。それが、終焉の大陸ガンドラと忘却の大陸リエルだね。で八つ目の大陸だけがないって感じかな?」と教えてくれた後、


「あっ、ごめんリージャちゃん。一気に話して、分かりにくかったよね。と言ってきたが、


「大丈夫だよセラちゃん。私、記憶力はいいから今の全部覚えたよ。」と返した。


すると、「すごいね。リージャちゃんは。じゃあ他の説明もしていくね。」と言ってきたので、


「うん。セラちゃんお願い❗️」と私はいい、きっと友達と勉強するってこんな感じなんだろうなーと思うのだった。




大陸は別に覚えなくて大丈夫です❗️


今は全く関係がないので❗️

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