一人で向かおう
そして、私達はこの大陸を出るため移動をする事を決めた。どうやって出るかと言うと、海に向かって、近くにある船を奪って出るみたいだ。
海は今の場所から、300000マルガの場所にあるとアルガーは言っていた。えーと300000マルガって事は……30kmって事か。
30kmか。意外と近いなと思った。今は昼だから、夜には着くかな?と思い海に向かって歩き出した。
海に向かう道中私は、セラちゃんの故郷が何処にあるのか、を聞いてみた。勿論セラちゃんには聞かない。最初はアルガーに聞いてみたが、
「あのカスの故郷?さぁ?小妖精なんて下等種興味無かったから何処に住んでるかなんて分かんねぇ」と返ってきた。
次にラザンに聞いてみた。すると、
「小妖精の住処ですか?どうしてそんな事が気になるんですかリージャ様?」と言われたので、
「さっきセラちゃんが小妖精の住処は九魔皇のグランのお気に入りの場所だって言ってたじゃん?だからもし近くを通るなら危なんじゃ無いかなって思って。」と言うと、
「なるほど❗️流石はリージャ様です❗️ですがご安心ください❗️小妖精の住処はちょうど今、目の前にある森を真っ直ぐぬけた先にあります。なので今から海に向かっているので、近くを通る事はありません。」と返ってきた。
なるほどそこの森か。場所が分かったので、
「そっかありがとラザン。じゃあここには近づかない方がいいね。」と言ってその場を離れた。
そして、夜に海に着いた。辺りを見渡すと、船が。船の大きさは三人乗りくらいだろう。そして大量の食料が置いてあり少し狭いかなと思ったが人間サイズはアルガーしかいないので、普通に乗れるだろう。
そう考えていると、アルガーが舟に乗ろうとしていたので、
「アルガー待って❗️今は夜だから海に出るのは危ないよ。明日の朝になってからにしない?」と言うと、
アルガーはあっさりと了承した。そして今夜はここで野宿をしようという事になった。
そして、私以外全員が出た。
私はゆっくりとその場を離れた。そして来た道を戻って行ったのだ。戻っている途中一人の女の子が座っていた。
こんな時間に小さな女の子幽霊かな?と思った。暗くて顔もよく見えないのがさらに恐怖を煽っているのだろう。しかしこんな時蛇のピット器官は役に立つ。だって体温を感じるから幽霊ではないと分かるのだから。とはいえこんな時間に子供が一人でいるのは怖いので無視して行こうとすると、
「あれ?私の事襲わないんだ?」と話しかけてきた。私は、
「そんな見境もなく襲わないよ。」と答えると、
「ふーーん?魔物なのに珍しいね。こんな時間に小さな子供がいたら普通殺すと思うのに。」と言っている。なんなのこの子?と思いながら、私は、
「私は自分に害を加えてくる奴と私の大切な友達に危害を与える奴しか殺さないの。だから貴方は殺さない。でも私以外はそうじゃないかも知れないから早く両親の所に帰った方がいいよ。」と言い私は進んで行った。
「……危害を加えない限りは殺さないか。魔物としては珍しいな。あーいう面白い子に会えるとは今回の航海は収穫ありかな?」




