逃げる前に
鉄甲羅の異名を持つ魔物か。どんな魔物かは分からないが恐らく凄く硬いんだろう。とそんな事を1人で思い、私は考えた。セラちゃんやアルガーの話を聞く限り、九魔皇は強くてヤバい奴らっぽいので私は、
「じゃあここから逃げようか。」と言うと、
「まぁ待てボス。」とここから離れようと言っていた、アルガーが待てと言ってきたのだ。それに対して、
「は?部下のくせにリージャちゃんに提案を出して、リージャちゃんがそれに納得したっていうのに待てとは何様のつもりなの?」とキレ気味にアルガーに言った。しかし、アルガーは冷静に、
「確かに俺は逃げた方がいいと言った。その気持ちは今でも変わらない。九魔皇には会いたく無いからな。だが俺はボスの部下だ。ボスが人間にやららたなんて話を聞いて黙ってられる程俺は腑抜けじゃねぇよ。」と嬉しい事を言ってくれた。その言葉を聞き、
「ふん。良く分かってんじゃん。脳筋のクセに。」とセラちゃんが褒めていた。
セラちゃんとアルガーが私の事をこんなに思ってくれるなんて私嬉しい。と思いながら、私もあの子供はぶち殺そうと思ってたので都合がいいな。
そうと決まった私達は、その子供が住む家まで向かった。
家の近くまで行くと、あのクソガキの声が聞こえてきた。私達が物陰から見ていると、粘魔が振り回されていた。そして、思いっきり木に投げつけていた。
あのガキやっぱりゴミだな。殺そう。私はセラちゃんやアルガーが飛び出す前に単独で飛び出し、クソガキに向かって、魔法を放つ事にした。
私も進化して魔力が少し増えている。今なら前より強い魔法が使える筈と考えた私は頭の中でイメージを始めた。
「ヒャハハハ❗️よう❗️進化したみたいだなー❗️これで魔力が増えて前より魔法が使えるぜー❗️最高にテンションが上がってきたぜー❗️」と相変わらずのウザいテンションの声が聞こえてきた。
さてと。どんな魔法にするか。光の矢を飛ばす魔法なんてどうかな?と考えると、
「光の矢を飛ばす魔法か。いいなそれ。決まりだな❗️じゃあさっそく魔法の名前を考えちまおうぜ❗️」と言われたので、私は考えた。
光の矢。シャイニングアローとか?いやちょっと長いな。もうちょっと省略したいな。……いい感じの名前が思いつかないな。だからシャイニングアローでいいか。ダサいけど。と決め終わると,
「ヒャハハハハ❗️ダセェ名前だな❗️テメェネーミングセンスないんじゃあ無いか?まっいいか。じゃあ早速叫びやがれ❗️あのクソガキをやるんだろ❗️」と言われたので、
「光矢❗️」と私が叫ぶと、私の周りに、10本の光の矢が現れた。そして、その矢は私の意思で動かす事が出来たので、私は、
私の叫びでこっちを振り向いたクソガキの両目を矢で潰した。
クソガキは、
「いたあぁいいーいうわぉぁぁぁぁーー❗️」と泣き叫んでいた。その声を聞きつけ、クソガキの両親が現れたのだ、アルガーとセラちゃんに始末をお願いして、私は残り8本の光の矢で、クソガキを地面に貼り付けるのだった。




