ピンチ
自分達で作ったトラップで敵を大量に呼ぶ事になってしまい、おまけに逃げる事も出来ない。さらにトラップが邪魔で動く範囲も制限されしまった。そう今の状況は最悪なのだ。なので、私達に残された道は戦う事しかない。そして、私達3人は迫り来る小鬼達と戦った。
しかし、戦ってみると、意外と不利では無かった。動くに動けないのは小鬼達も一緒で案外戦えた。いやむしろ私達が有利だった。
有利な理由は単純。アルガーが強いからだ。小鬼達の元ボスである、アルガーは次々と小鬼達を殺していった。
セラちゃんは、アルガーの後ろから風の魔法で少しずつだが確実に小鬼を殺していった。
私は、アルガーやセラちゃんの攻撃でギリギリ生き残った小鬼を殺した。
しかしどれだけ殺そうと、小鬼達は次々と階段から降りてきた。
それからも戦い続け私達の体力は限界に近くなっていた。途中で私以外はレベルが上がっていたから、ダメージ自体は2人とも無さそうだが、疲労は明らかに溜まっていた。
そして、アルガーが降りてきた小鬼をアルガーが再び殺した時、階段の上から凄い勢いで降りてくる影を見かけた。
その影はそのままアルガーの所まで、勢いよく飛び込み、
アルガーは凄い勢いで壁の方まで吹っ飛ばされた。そして、アルガーの後ろにいたセラちゃんは、アルガーに潰されるような形になってしまった。
唯一無事な私は、アルガーを吹っ飛ばした影の方をみると、そこには、今のボス、確か名前は、……ゴブリガーがそこに立っていた。
そして、「クク貴様らよくも暴れてくれたな。」と言い、吹っ飛ばされたアルガーの方まで行き、
「流石は元ボスだ。俺の兵隊達を半分も減らしたんだからな。だが兵隊をいくら倒したところでも意味がない。何故なら貴様は俺に負けて、ボスの座を奪われたのだからな❗️」と吹っ飛ばしたアルガーに喋り出した。それにアルガーは、
「はっ❗️よく言うぜ。手下を大量に引き連れ、俺が愛刀を整備していて、俺が万全じゃない状態で戦いを挑んだくせによ。テメェなんか1人で愛刀がありゃ瞬殺なんだよ❗️」とアルガーがそう叫び、ガブリガーに殴り掛かったのだが、
ドゴン❗️と鈍い音がした。
その音と共に、アルガーは頭から血を流していた。
一瞬の出来事で私は上手く事態を把握する事が出来なかったかった。そして、
「ハハハハハ❗️元ボスこんな攻撃も避けれないのか?随分と腕が落ちたようだなー❗️昔のアンタなら俺の棍棒なんて避けれただろうに、悲しいなー❗️」と言っている。どうやらアルガーは棍棒で殴られたから頭から血を流してしまったたんだろう。
「へへ、そんなぬるい棍棒で俺を倒せると思ってんのか?もっと本気で来いよ❗️テメェだけじゃなくて他の雑魚もさっさと降りて来い❗️全員この俺、アルガー様がぶち殺しやる❗️」とアルガーは叫び、私に小声で「ボス、アイツを連れて逃げてくれ。アイツらもだいぶ数が減ったから今なら多分逃げれると思う。」と私に言ってくるのだった。




