トラップの穴掘り?いえこれは墓穴です
そして、私達3人は穴を掘り出した。3人と言ったが、殆どはアルガーとセラちゃんが掘っている。力も体力も無いし、何より一番体が小さい私は殆ど役に立たなかった。
唯一私が手伝った事は穴が深くなり、暗くなったから、光の魔法で辺りを照らしたそれだけだ。しかし、魔力を使いすぎで今は少し寝込んでいる。
アルガーは寝込んでいる私に、「ボスのお陰で穴がよく掘れたぜ❗️」と気を使った事を言ってくれて、セラちゃんは、「私も疲れたから、一緒に休憩しようね❗️」と言ってくれた。私は2人に気を使わせちゃたな。と思いしょんしていたが、こっからは私にしか出来ない仕事だ❗️と気持ちを切り替えて、
「よし❗️じゃあ今から私が穴に毒を大量に溜めるな❗️」と宣言した。
そして、私は、穴の上から毒を吐いた。レベルが上がったおかげか、私は尻尾からではなく、口から毒を出せるようになっていた。まぁそんな事は置いといて、とにかく吐いた。吐いて、吐いて、吐いて、
「ウェぇぇぇぇぇもう出ない。」私は出せるだけの毒を吐き出した。そのおかげで今は脱水状態みたいなものだ。そんな私に2人は、
「お疲れボス。」「凄いよ❗️リージャちゃん」と労いの言葉と、褒めてもらう事が出来た。それから私は少し休み、まだ完全には全快はしてないが、いつまでもここにいる訳にはいかないので、キツイ体を起こし、作ったトラップを確認してみた。
トラップは私達のいる檻まで、降りてくる為の、階段のちょうど降りてくる所に設置していて、穴の深さは、大体7mくらいかな?いやこの世界では7マルガか。これだけの深さなら、きっと沢山の奴らが引っかかるに違いない❗️と私は自分のトラップが出来上がった事を嬉しく思った。そして、
「ところでアルガー?ここの群れって大体何匹くらいの小鬼がいるの?」と聞くと、
「そうだな。俺がリーダーをやっていた時、大体100匹ちょいの群れだったが、今のリーダーは、ゴブリガーだ。アイツら俺と違い戦力を集めるのを重宝していたから、前とは比べ物にならないくらい増えているだろう。少なく見積もっても300はいるだろうな。」と答えた。
なるほどつまり。このトラップでどれだけやれるかが常用な訳か。と思っていると、
「ゴブゼー❗️見張りを交代にしに来たぜー❗️」「ヒャハハ元ボスの無様な姿でも拝ませてもらうか❗️」「デュフフあの、小妖精で遊んでもいいでふか❗️」と3人声が聞こえてきた。そして、
「オイ❗️ゴブゼ返事しろよーーってうわぁぁぁぁ❗️1匹の小鬼が見事にトラップに引っかかってくれた。よし❗️と私は思っていたのだが、その次はうまくいかなかった。
仲間目の前で落ちて行く姿を確認して、2匹の小鬼は動きを止めた。そして、アルガーが殺した死体を見つけ、仲間が落ちた穴も確認して、「オイ。ゴブノ❗️ボスに報告して来い❗️元ボスと捉えた奴が檻から出てる事と、ゴブゼ、ゴブンがやられたった今すぐ報告して来い❗️」と叫び、
「わ、分かったデュフ。ゴブガ氏。死んじゃダメでござるよ。」とデブの小鬼はきた道をダッシュで走っていた。
それをみたアルガーが、デブに行けと行った、小鬼を瞬殺して、デブを追いかけて行ったのだが、すぐにアルガーが帰ってきた。自分で帰って来たんじゃない。誰かに吹っ飛ばされて来たのだ。
アルガーがダメージ受けていると、上からたくさんの小鬼が降りてきた。そして、私達は完全に逃げ場を失った。
私達がいる場所にも小鬼。階段の方にも小鬼。最悪だ。逃げ場は、あの階段のとこしか無いのに、階段の真下には毒。頑張って突破しても階段で待ち構えている。やばい。せっかく作ったトラップが完全に私たちの邪魔をしている❗️




