檻の中での出来事
さてと、アルガーが私の仲間になってくれた訳だが、何も知らないセラちゃんにはこの事をしっかりと伝えないとな。という事で、私は、ボスになったと伝えた。
そして、説明が終わった所で、「ところでボス?アンタが対して強くねぇのは分かるがここから出るには、俺だけの力じゃ無理だからステータスを見せてくれねぇか?」と言われた。
ステータスか。確か小鬼の群れが来た時に、ちまちま殺して2人とも1ずつ上がったから、私がレベル7で、セラちゃんが11。私は、レベル10になるまで見たく無かったんだけどなーと思っていると、
「アルガーさんでしたっけ?ちょっとセラちゃんに馴れ馴れしくしすぎじゃない?貴方セラちゃんの部下なんでしょ?今すぐ距離を置いてくれない?」とセラちゃんが私を抱きしめて言った。
え?セラもしかして嫉妬❗️嬉しいー!私セラちゃんに大事に思われてたんだ。と私が喜んでいると、
「あ?馴れ馴れしいだ?別にいいだろ?俺はボスの事が気に入ってんだよ。弱いくせに大口を叩く。はたからみりゃ絶対無理なのによ、コイツの目はそれを必ず実現させると言っていた。こんな面白い奴の下につくなんて最高じゃねぇか?それに俺はもうボスの部下なんだぜ?馴れ馴れしいも何もな?そういうのはボスが決める事であってお前が決める事じゃ無いぜ、部外者さんよー?」と明らかにセラちゃんに、アルガーは喧嘩を売った。
それにしても、アルガーは私に対してそんな事を思ったのか。ただの面白いから下に付いただけで、大した忠誠心なんて無いと思ってたのに。あんな会話だけで部下になるなんて、アルガーは結構ちょろいのか?それとも私にカリスマがあるのか?と色々考えていたら、
「ハアアァァァァ❗️私部外者じゃ無いし❗️私は、リージャちゃんの親友だし❗️」とセラちゃんが凄く嬉しい事を言ってくれた。
うん❗️私達親友仲良し。と喜んでいると、
「お前ら静かにするゴブ❗️」と檻の前で見張りをしていた小鬼が怒ってきた。すると、
「おいおい。ゴブゼくんー❓君は一体いつからこの俺にそんなデケェ口が聞けるほど偉くなったんだー?」とアルガーが檻の外にいる、小鬼に話しかけた。それに対して、
「あ、アンタは所詮、元ボスだ❗️今のアンタなんか何も怖くねぇんだよ❗️」と言った瞬間に、
「そうか。今まで、散々可愛がって上げたのに悲しいなー。お前だけは、俺を裏切らないと思ってたのに悲しいよ……。」とアルガーは少しだけ、しんみりしている。
もしかして、アルガーは、ただの群れのリーダーの座を取られたのはではなく、仲間達、全員から裏切られて、酷い仕打ちを受けていたからこそ全てを諦め、死を受け入れていたからこそ、自分の力を必要としていて、自分に面白いものを見せてくれるであろう私の部下になったって事なのかな?つまり私は救世主って事❗️と1人テンションを上げていると、
アルガーが小鬼の首をへし折って、檻の鍵を手にいていた。
そして、「ボス❗️鍵を手に入れたぜ。これでいつでも出れるから、どうやってここから出るかの作戦会議をしようぜ❗️」と言ってくるのだった。




