魔法を覚えよう
強くなる。そう決めた私だが、どうすれば強くなれるのか分からなかった。レベルを上げるのが1番効率がいいのだろうが、今の私が勝てる生物なんてほとんどいない。同じ小蛇には勝つ事は出来るが、気持ち的やはり同族はあまり殺したく無いのだ。
だから他の生物を殺す、だが接近戦を挑んだら確実に負ける。そこで、私は考えた。魔法を覚えて、遠距離から殺せばいいんだと。そう考えた私はさっそく、
「セラちゃん❗️魔法ってどうやったら使えるようになるの?」とセラちゃんに質問するのだった。
するとセラちゃんは、「魔法を覚えたいの?うーん確かに魔法があれば遠距離からも攻撃出来るから便利だよね。」と私が考えた事と、同じ事を口にして、
「じゃ、まずはリージャちゃんの魔法適正を調べようか❗️」とセラちゃんが言ったのだ。
それを聞き、「魔法適正?」と私が首を傾けると、
「うん!魔法適正。この世界には全部で10属性の魔法があるの。なんで10属性かって言うと、その世界の管理者である、魔法神が全部で10人いるからなんだ。属性は、戦闘向きの、火、水、風、雷、土、氷、闇、光。そして、補助の回復、付与。だよ。」
……私をこの世界に連れて来た奴も魔法神って事か。アイツが何の魔法神か知らないが、私を勝手に転生させたんだから、アイツの魔法適正になってるんじゃないかな?ちょっと嫌だなと私は思っていた。
そして、セラちゃんは、「じゃあ今からセラちゃんの魔法適正を調べるね。」と言い小さな水晶を取り出した。
私が、「この水晶は?」と聞くと、
「この水晶はね。魔水晶って言って触った人物の魔法適正を調べるものなの。私が一族に追い出されて、路頭に迷ってたときに、たまたま拾って自分には風の魔法の適正があるって分かって何とか生きられたんだよね。」
とセラちゃんは、水晶の事だけではなく、手に入れた経緯まで教えてくれた。
そして、「じゃあリージャちゃんこの水晶に触れてみて。」と言われたので、私が水晶に頭をぶつけると、
水晶が輝きだし、
「デゲデゲデゲデゲデゲデゲデーデーン❗️君の魔法適正はーーー光だーーー❗️」
と水晶から声がするのだった。
私は水晶を無視しながらこう思った。私の魔法適正は、絶対に私をこの世界に連れて来た奴のじゃ無いな。あんな性格の悪い奴が光の神の筈がない。多分アイツは性格がクソだから闇の神だろ❗️そう思いながら、
「セラちゃん。私の魔法適正は光みたいだよー。」と報告すると、
「リージャちゃん❗️凄いじゃん❗️光の魔法適正って260人に1人位の確率なんだよ❗️」とセラちゃんが私の光の魔法適正を誉めてくれた。
………260人に1人か。なんでこんな微妙な数字なんだろ。せめて100人に1人なら良かったのに、とそんな事を思いながら、
「それでセラちゃん❗️魔法ってどうやったら使えるようになるの❗️」とセラちゃんに質問をするのだった。




