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油断大敵

「見参」


この時を待っていた。作戦も、うまく行きこの戦も終わりが近づいてきた。敵の軍勢30万に対し、こちらの軍勢は1万弱。負けるしかない。そのときまでは諦めていた。


突如現れた精鋭によって敵の30万の軍隊は乱れ、こちらの勝利になった。一体彼は何者なのか、しかし今日のところは勝ちを喜ぼうではないか。



あくる日、再び戦が始まった。敵も味方も軍勢は等しく8万弱、戦の王と呼ばれた我の軍が負けるはずがない。いつもに増して我々の指揮は高かった。結果としてはぎりぎりまで追い込まれたものの、勝利を収めた。しかし、疑問も残った。一体前の戦で見た彼は誰だったのかと。



そこから数年、私は結婚し、子供を授かった。我が名は日本中に知れ渡り、そして最強の異名さえついた。



最強という言葉に溺れながら我が軍はどんどん進軍して行き、日本統一を目前とした。



敵の軍勢1万弱、我々の軍勢30万、我々は勝利を確信した。戦当日、我々は有利に駒を進め勝利を確信した。あの時までは、突如現れた謎の男により30万の軍勢は敗れ、私は首を落とされた。

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