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申し訳ございません 【14】

「タツロー様!!」


チェレミーは、例に寄って芸の無い昼行燈のポーカーフェイスのタツローの傍らに駆け寄った。

「御心配ありませんわ、タツロー様!」

チェレミーがタツローの腕を取って、力強く言った。

「お父様が如何に無理無体を申したとても、チェレミーだけはタツロー様のお味方にございます。どうか御心を強くお持ちくださいませ!」


「いつまで下らん妄想に浸っとるかあ!」

伯爵はまたしても、昨日から何度目かの怒声を上げた。

「いい加減にせんか!前々からあれだけその服に袖を通す事はならんと言い聞かせておいたにも関わらずその格好、それも客人の目の前でとんだ恥をさらしおって」


「恥ですって?!」

チェレミーが更にヒステリックな声を上げた。

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