キャラクター紹介 《2》
ライオネル・クリストル・ド・カーバルダ
(身長172cm48歳)
王政国家ライマーダの譜代領主。王家の直轄領イグベノンを統括する三家の一つカーバルダ伯爵家の当主で、チェレミーの父親。領民にも慕われ、よそ者のタツローにも分け隔てなく接する気さくな人柄の好人物だが、折り目正しい厳格な一面を見せる事もあり、娘のチェレミーや次男のマクダルには放任主義だが、家督を継ぐべき長男アベルには色恋で縁談を決める事は許さぬなどと厳しい態度をとる。昔タツローと同じ太輪拳を学んでいた事があり、彼が伯爵家に居候するきっかけにもなった。
マクダル・ゼオリス・ド・カーバルダ
(身長147cm 12歳)
カーバルダ伯爵家の二男坊でチェレミーの弟。タツローの弟子を自称する、元気な御曹司。中々の腕白坊主だが、やはり育ちが良いせいか性格そのものは素直で嫌味が無い。子供かと思えば時々妙にませた事を云う事もあり、油断できない少年でもある。
ティアレ・タッカー
(身長148cm14歳)
カーバルダ伯爵家の使用人、チェレミーとは幼馴染でツーカーの仲。チェレミーがメイド服に袖を通したのも彼女の協力(?)があったればこそであり、タツローとの仲を誰よりも暖かく、面白がって無責任に見守る最大の理解者。
ラシーヌ・プラケット
(身長161cm18歳)
同じくカーバルダ伯爵邸のメイド。今は零落してはいるものの、祖父の代までは準貴族という名門の出身。チェレミーに並々ならぬ想いを抱く、かなりキテルお嬢さんで、タツローにとって最大の苦手の一人。きつい性格の為か若いのに妙に老けた風貌で、フェンシングを心得た厳しい娘でもある。