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『Another・under・World〜all・Multiple・dimension〜』  作者: Naikuro@シロ naisiro@クロ
第一幕・第七章・懐かしき相手編

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第九十四話・『最凶のプレイヤー』

契禊姫「今回は特に無しです」


契禊姫「それでは本編へ……」


契禊姫「どうぞ!」

私は否定して


「それなら良いけど……」


そう言って渋々納得してくれた


「それとは別で……『最凶のプレイヤー』が今、暴れてるらしい」


目を細めた。聞いた事はある。桔梗から聞いていた危険で最悪のプレイヤーで、関わらない方が言われている程……そのプレイヤーが?


「何か知ってる表情ね」


私は首を横に振り


「又聞きだからね。それに……いや……これは良いかな?。取り敢えず気をつけるよ」


私はログアウトした


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


屋上で


「『最凶のプレイヤー』……ね。彼奴かな?」


私は頷いた。桔梗が生きていた時に話題になった最凶のプレイヤー


私も桔梗も……そして


「会ったこと有るね。『歩く災害(テンペスト)』だったけ?。またなんで?」


私は首を傾げた


分からないからの方が正しいから


「でも……ろくな事にはならないと思う。アレは最悪だから。で、『二重死神(デュアルリーパー)』としてからは?」


私は首を横に振る。儚夢姫と悠姫と組んでいた時は見なかった……


「そう。まぁ……気をつける事かな?。て、顔色悪いけど大丈夫?」


顔を覗き込んで聞いてきた


「……大丈夫。それより、ギルド決まったの?」


彼女は頷いて


「桔梗が居たら最高だったけどね。だからギルド名は『桔梗』よ。それでいいでしょ?」


私は目を見開いてから


「何でかなぁ……でも……良いかもね」


私は微笑み彼女の言葉に答えた


でも……桔梗の関係者がここまで集まるとは……


「何かの因縁かな……」


私はそう呟くと


「桔梗の関係者が『最凶のプレイヤー』て事?」


私は頷いた


「今は情報が薄いから言わないけど……多分ね。暴れてると言っても『七つの大罪(デッドリー・シン)』が対応してくれると思うけどね……まぁ、あの人らは別の場所で遊んでると思うし……『最凶のプレイヤー』は伝説のギルドを相手にしないと思うしね」


想像だけど多分そうだと思う


「そうだといいね」


朱雨がそう呟いていた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


再びログイン


そのままシュウと合流した


で……


「何か、ギルド兼任するなら……エディアが良いと」


うーん……めんどくさいんだよね……


「まぁ、分かったよ。取り敢えず……何かあっただろうし……署名するから」


シュウは嬉しそうにしていた


取り敢えず……冒険者ギルドじゃ面倒だし……


「て……何で王国に?……てか……えっ?。城?……」


門番に王女様から貰った髪飾りを見せると、慌てて走っていった


「えーとね。まだ内緒だけど……『終末の楽園(ラグナロク・エデン)』は王国に所属するギルドになったのよね……だから繋がりは一応は有るし気に入られてるから」


あの時は本当に偶然だったけど……まさかね……


「あっ……そう言えば、帝国見つけたと言うプレイヤー居たらしいのよ。王国とは違って実力主義で、王国との戦争的な何かの話が……」


私は目を見開いてから


『エディアさんの仲間は色んなこと知ってますね』


そう言って王女様が出てきた


『ちょうど良かった。合わせたい人も居ますし……着いてきてください』


いや……本当に嫌な予感がしてきた……


案内された先の扉で王女様は扉を開けた。そこには多分紅茶を飲む少女が居て


『貴女が話していた人が君達ですか……それは……なるほど』


私を見てそう呟いていた。いや、正確にはキキョウとレーバテインを見てだった


『安心して私は戦争反対だし……』


その時にガラスが割れる音がし、少女は倒れ込み、私とシュウは王女様を守る形で盾になり、レーバテインを構えた


『狙撃ですか……』


キキョウは少女を守り、そのまま手を広げて弾を見ていた。その後に複数回の狙撃をキキョウは全て防いだ


「誰?」


私は覗き込んで分かった


「……彼奴。『最凶のプレイヤー』。何かしらに関わっているんだと思う」


私は覗くのやめた


『……襲撃ですか?』


私は首を横に振った


「多分……行くから纏めておいて」


私は部屋から飛び出して走る


何となく向かった場所を推測しながら向かうと


「……」


フードを被った人が待っていたのか、佇んでいた。肩にはライフルのような銃を掛けていて


「目的は何?。『最凶のプレイヤー』……」


私は聞くと


「……無い。依頼されだけ。でも、桔梗の弟子が居るなら……ここから手を引く。それと……」


『最凶のプレイヤー』が私の所に近づいて


「桔梗……彼女は私のライバルだった。だから私は貴女を狙わない。でも……皇女は狙わさせてもらう。そうすれば終わるから」


そう言って踵を返すと森の奥へと消えていった

契禊姫「はい。解説です」


契禊姫「はい。戦争の話が僅かに出ましたね。勿論同時進行なので、本当にギリギリです」


契禊姫「さて、『最凶のプレイヤー』が姿を現し狙撃しましたが、本当に『最凶のプレイヤー』がそう望むように動いてるのか……」


契禊姫「それはこの章で『最凶のプレイヤー』の目的が分かります」


契禊姫「にしても……少女=皇女を狙う『最凶のプレイヤー』……ろくな事にならない」


契禊姫「さて、『最凶プレイヤー』と桔梗の関係がライバルとは……意外でしたね。でも、そうなると対等関係を考えるとそうかもしれませんね」


契禊姫「さて……2人は何の目的で密会していたのか……次の話まで……」


契禊姫「またね!」

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