第七十二話・呆気なく終わる
契禊姫「はい。特に無しですが……更新について」
契禊姫「更新についてデスが、シロクロ本人は働いてる為に、夜とかに更新されたら察してください。そして、朝とか昼とかに更新されていたら休みと思ってください」
契禊姫「リアルでのシロクロは夜場合は死にかけているのが多いので書くだけ書いて落ちる場合も……勿論休みの日で更新されない場合も有りますので……あしからず」
契禊姫「それでは本編へ……」
契禊姫「どうぞ!」
ゆっくりと崩れる。何された?
『死ぬかと思った……』
彼女は服の塵を落としながら無傷で立っていた
何それ……化け物過ぎ……
「有難い。これで彼女を救える」
私は顔を上げるとエディアが立っていた
『殺したのに……何で?』
エディアは歩いていた。意味無いのに……彼女はほぼ無敵に近い……
「死んだよ……でも、ペンダントのお陰。だから……『終眼・終眼華』」
彼女の部位が破壊されていった。だけど直ぐに黒いモヤが包み込み再生していた
「やはり……別に居るのね。助けるよ」
エディアは微笑むと新しく作られていた武器を構えて撃っていた。それも彼女を外して黒いモヤを
その瞬間に崩れたのか黒いモヤが一瞬だけブレた。私はそれを見ると走った。血が垂れていたが今はどうでもいい……
それさえ掴まれれば……
「エディア!」
その瞬間に私の意識は無くなった。エディアに私を殺させて、支配されるのを防いだ
私の掴んでいた手がラスボスの首を掴んでいたのを確認して私は初めてのデススポーンした
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エディアちゃんが相手してる間に本体を探した。多分、あの感じだと本体は別に居る
「……ユウ……」
シアちゃんの声を聞いて振り返ると
「仕留めた……手分けじゃなさそうね」
空が黒く変化していき、モヤが蠢めていた
「……ユウ……行こ……多分……次の段階に入ったと思う……」
私は頷いてシアちゃんと共に走り始める
その時に視界がぶれて吹き飛ばされた
『最悪……最悪』
その声が脳内で響いた
「……ユウ……私の手を握って!」
シアちゃんが叫んだのを私は行動に移してシアちゃんの手を握った。その瞬間に……
『クソ……どいつもこいつも……支配できねぇ……お前らは何者だ!』
シアちゃんは手に持っていた鎌を下ろして立ち上がっていた
「……普通の人……ただし……私の能力では……効かない……」
そう言って飛び出していた。私はそれを見てすぐ様に行動に移した
だけどシアちゃんは私よりも早く
「……遅い……ユウ……見てて……ユウは……もしもの時……だから……」
私は微笑み手を地面に付けて
「サポートぐらいさせてよ……」
その瞬間に目の前の敵はしゃがみこんでいた
『何……ステータス0……オマケに能力すら使えねぇ……何をした?』
私は細く微笑んだ。私とシアちゃんの能力は能力者にとって致命的になる能力だから
能力の中にはステータスに依存する能力がある。それはエディアちゃんで証明されてる
それにステータスが0になれば大抵の奴は死ぬか動けなくなるかのどちらか。今回は動けなくなるだけみたいだけど……
「……私も喰らったよ?……さて……どうでも……良いけどね……」
そう言って背後に回っていて、そのまま鎌で首を切り落としていた
目の前の敵は何が起こったか分からないまま、そのままの表情で死んでいた
薄暗い空が晴れていく
「呆気なかった……」
私はそう呟いて無表情のシアちゃんを見た
彼女はそのまま私を抱きしめて
「……疲れた……」
そう言って目を閉じて眠っていた。私は少しだけ微笑み優しく撫でて彼女を抱き上げて帰る事に
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蠢く黒いモヤが何度も私に襲ってくるが、私はその都度蛇腹剣で防いだ
最初は壊れて使い物にならないと思っていたが、気が付いたら元通りになっていた
「エディア……」
アイズは眠っている彼女を抱き上げながら私を見ていた
「動いたら斬ってしまうから動かないで」
やがて空が晴れて行った。多分シアとユウがやってくれたんだと……その時に黒いモヤの動きが鈍くなったのを見て
「『終眼・終眼華』」
能力である『終眼・崩壊華』を使って破壊した
黒いモヤがそのまま散布していき
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ラストイベントクリア……
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の文字が。何だか呆気なかった。不完全燃焼だった
素材も手に入らなかったし……多分、ユウとシアだろうし……他のメンバーも大量の素材手に入れてるんだろうなぁ……
やはり彼女と戦った方が楽しかった
『……助けてくれてありがとう』
彼女は目を開けて私達を見てそう言う
『お礼に……何がするけど……どうする?』
彼女は私に向かって聞いてくる。私はアイズを見ると
アイズは頷いて
「任せる。私はエディアだけ居ればそれで良いから」
この子……何で私に依存なの?
取り敢えずは……彼女に欲しいものを告げると
『……うん……構わない』
彼女は了承してくれた。取り敢えずは……これで私としては満足かな?
契禊姫「はい。解説です」
契禊姫「今回のラスボスは本当に呆気なく終わりました」
契禊姫「理由としましては……シアとユウが圧倒的に強すぎたのが原因です……」
契禊姫「それに加えて他のメンバーも個々に強い為にどの子を出しても同じ様な結果になりかねないので……活躍が出来てない人達に振ることにした結果……速攻でかたが着きまして……」
契禊姫「さて、ラスボスの正体ですが、そのまま『支配の悪魔』です。そして支配されていたのが私に似た少女です」
契禊姫「で、能力は『支配の悪魔』は他者に黒いモヤを寄生させて支配する能力です」
契禊姫「ユウの能力が発動された結果、私に似た少女から黒いモヤが本格的に出て、アイズによって捕らえられた訳です。後は本体さえ倒してしまえば……この様に呆気なく終わってしまうのです……」
契禊姫「さて、イベント時期的にラスト4日位ですね。カットされた部分とかはログアウト等で殆ど書く意味が無いので……なので続けた感じで書いてます」
契禊姫「なので、次の話もそのままイベント終了までこの章のまま進めます」
契禊姫「今回はここまで。それでは次の話まで……」
契禊姫「またね!」




