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『Another・under・World〜all・Multiple・dimension〜』  作者: Naikuro@シロ naisiro@クロ
第一幕・第四章・ドキドキサバイバル夏イベント編〜支配の悪魔編

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第七十一話・本当の敵は……

契禊姫「はい。注意です。結構グロめ流血系です……多分です……多分です」


契禊姫「それでも良い方は本編へ……」


契禊姫「どうぞ!」

私は彼女を見た


「貴女が……支配の悪魔?」


彼女はゆっくりと頷いた


『私は味方……貴女にはこれを見て欲しいの……そして受け入れて欲しいの……』


彼女は私の方に歩いて私の胸元に顔をうずくめていた


『守りたかった……でも力が無く……私は操られた……助けて……』


その瞬間に炎の海が海が村を包み込む


そして狂ったように静かに歩く彼女。その背後には謎の化け物が立っていた


『アレが……私の過ち……』


彼女は目を伏せていた


この時代の彼女は嬉々として壊していた


「じゃ……敵は何なの?」


彼女に聞くと


『私……』


その瞬間に闇が晴れていき、元の場所へと


彼女は震えながらも私を見て


『私と戦って……でないと……また……壊してしまう……』


彼女はそう言って私を見た。私はそれを見ると


「そう。ユウ、シア。居るなら……手出ししないで。多分……他に居るから」


その瞬間に彼女が突然目の前に。レーバテインで防いだが重たく、そのまま吹き飛ばされた


そのまま木々に激突して


『まだまだ……』


そのまま上へと蹴りを入れられた。その時に彼女から黒いモヤが溢れたのを確認して


「敵はお前か……」


そのままレーバテインを向けて放つが、彼女は素手でそれを弾いて思いっきり殴ってくる


レーバテインで受け止めたがヒビが入っていた


「なんつう……力なんだよ……」


せっかく作ってもらったのに……仕方が無い


「これなら!」


蛇腹剣を抜いて彼女に向かって剣を振った。刀身は伸びていき、彼女を捉えたがそのまま粉々に吹き飛ばされた


「はい!?」


そのまま彼女は空中で一回転しながら、私にかかと落とししてそのまま地面へと叩きつけられた


『……弱い……』


彼女はそういうと、足で私を仰向けにした。彼女の表情はあの時の表情そっくりで


「まさか……お前がとはね」


彼女は微笑むと


『だって……楽しいんだもん』


そう言って何度も私のお腹を蹴り、やがて顔に思いっきり蹴りを入れられた


そのまま血が垂れてきて、私はゆっくりと彼女を見ていた


「お前を殺すよ……」


ゆっくりと立ち上がろうとするのを、彼女は私の頭に蹴りを入れて、立てないようにした


血が地面に付着していた


「それしか……出来ない……のか」


私は震える手で指を鳴らした。その瞬間に粉々に砕け散っていた蛇腹剣が四方八方に飛び散る


『面白い……』


彼女はそれを全て防ぎ、手に取った破片を私の肩付近に突き刺した


痛みは無いが苦痛に歪む


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


行きたくても行けない……


「……どうする?……」


多分行けば殺される。そう感じたから。彼女は常に警戒してる


「探すしかないね。流石に……切れそうだけど……エディアちゃんが頑張ってくれてるんだから」


私は頷いた。取り敢えず……彼女を支配する悪魔を見つけだすことに


探さないと本当にエディアが死ぬ。せっかくエディアに期待されたから


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


HPも少ない……


ステータスもほぼ壊滅的になっている


『神様はこんなもんなんだね……ガッカリだよ』


彼女は私の腕を掴むと明後日方向に向かって曲げた。その瞬間に腕が壊れてそのまま彼女は投げ捨てた


「……『終眼・終眼華(オール・ザ・エンド・アイ)』……」


発動しようとした瞬間に


『駄目だよ』


彼女が手に持っていた破片を私の両目に突き刺した。視界が真っ暗に


完全に詰んだ


「……最悪……」


そのまま意識が無くなった。最後に見たのはステータスが全て0となりHPも無くなっていた状態だった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


飛び出していた。助けてくれた彼女が光の粒子となって消えていた事に


何も出来なかった。ただ魔物を食い止めていただけなのに……


「私が相手……エディアの仇」


彼女は目を見開いていた


『また……もう良いよ……』


彼女が向かってきて、私に蹴りを入れようとした時に


「言ってなかったね……私の種族」


片手で受け止めた


エディアの種族は人形。だから痛みもほぼ感じない


なら、私の種族は?。それは……死そのもの。エディアとのイベント時には殺されずにただ慰められ優しくされた


だから私はエディアが好きになった。そしてプレイヤーとしてなった時は『死族』に。そして彼女と同じ


『なっ……』


彼女の脇腹を引き裂いた。私は死んでいる。彼女によって生を感じた


私はそのまま彼女の腕を回して地面に叩きつけた


叩きつけたのと同時に私の脇腹と顔の半分が抉れて吹き飛んでいた



契禊姫「はい。解説です」


契禊姫「彼女の正体は黒いモヤと関係してます。彼女の行動が全て彼女の正体に繋がります」


契禊姫「なので彼女はドッペルゲンガーです」


契禊姫「ほぼ答え出てましたね。では、彼女が本当にラスボスなのか……」


契禊姫「答えはいいえです。『支配の悪魔』は存在しますので彼女を操ればほぼ最強バーサーク状態なのです」


契禊姫「なので、私がフルボッコにされたり、アイズにすらダメージを与えました」


契禊姫「勿論、種族は関係ありませんが……相性は存在します。私の種族的相性はトップクラスで最悪です。どの種族に対してもほぼ倍率的にダメージが入ります」


契禊姫「彼女の能力は蹴り等や身体能力を何倍にでも上がりほぼ無限になります。敵に回ると厄介でほぼ無敵です。なので……攻略方法は……」


契禊姫「さて、今回はここまで。次の話まで……」


契禊姫「またね!」

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