第三十三話・裏切り?
契禊姫「はい。ここからは新章です」
契禊姫「それでは本編へ……」
契禊姫「どうぞ!」
さて、ようやくこのエリアから出られない理由が分かった
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王国へと続く・幻想の森
これにより西エリアは出入りが可能に
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元々は王国に続いていた道で私だけが種族クエストの関係上、出られなくなっていたみたい
さて……次の街にへと向かう。キア達と合流する為に
取り敢えず……仮面を外しておこ。流石に厨二病的な感じして恥ずかしくなったよ……
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第二の街へと来たわけだと……
「ようやく来た……長かったね?」
キアが出迎えてくれた。そして不思議そうに見ていた
「お土産あるし……取り敢えずは会おうかな?」
キアは頷いて案内してくれる。どうも宿的な場所で仮拠点らしい
私は説明してクリアした事と……
「何それ……胸糞悪いね」
私は頷きつつ
「で、報酬だけど……」
金塊を一つだけ置いた
「これだけ?。その武器とかもでしょ?」
アトラが聞いてくる。まぁ、そうなるよね
まぁ……
「大量にあるから……どうするかだけどね。一応、私の拠点買ったとしても余るぐらいはあるし、多分全員分の拠点も買えると思うよ?」
目を見開いていた。私は取り敢えず……
「一旦、ギルドの拠点に戻って私が使う分だけを貰って後は寄付するよ」
ユウが私の手を握ってきた
「一人にさせないよ?」
私はため息をついて
「じゃ、早速ギルドマスター命令。ハナ。ギルドマスター代理人に。私はそう言うのに向いてないから」
彼女は私を見てから諦めて
「分かったよ。でも、ギルドマスターはエディアだからね?」
私はユウを見て
「ユウ。私はソロが好きなの。だから……お願い」
ユウは私の手を強く握ってから諦めて手を離して
「分かった。任せて。エディアちゃん」
私は微笑み
「何か手に入れたりしたら寄付とかギルドに預けるから月に使って。一応……私に『魔導人形姫』が居るからギルドよりかは……ソロの方が動きやすいからね?。別に離れるとかじゃないから」
私はそう答えると皆して
「「「「「「ツンデレか!!!!!」」」」」」
そう突っ込まれた。あの話さない……シアにですら本気で……
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取り敢えず……拠点候補を探す為に見て回るが……何も無い。次に進みたくても……
「……南……東……とかは?……」
びっくりして振り返るとシアが目の前に居て私は声にならない声を出してしまった
「……ごめんね……やっぱり……気になった……の……着いて……行っても……良い?……」
私は頷いた。得には問題ないしね
取り敢えずは南のエリアボスクリアして東のエリアボスをクリアした訳だけど……
シアさん……強すぎた。能力使ったのかすらわからない程に。本当に何者?
「……取り敢えず……行こ?……」
本当に……この人が何者か分からなくなってしまったよ……
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私が『二重死神』としてハナと組んでいた。あの時は自分が……自分とハナが最強と思っていた
でも……違った……
私は弱かった。やる気の無い……本気を出してくれる人が居なくなると私はわざと負けていた
大会に出ても相手が興が覚める行為すると負け続けていた
本気で戦えなくなり……何時しか弱くなっていた
でも……彼女は違った。ハナは何時だって本気だった……私はそれが羨ましかった……
「……エディア……?」
私の名前を呼ばれて首を横に振り
「大丈夫。行こっか」
彼女は頷いて前へと歩く。私は……弱くて卑怯……だから……彼女に銃を向けていた
彼女なら本気で私を受け止めてくれると……大会でされた事をしない……そう思った
可笑しいよね……興が冷める行為を今から私はする。『殲滅の死神』として……
ギルドを敵に回して……皆は私が求める本気を見せてくれるのかな?
私は……
今から……
「試させてもらうね……シアさん」
引き金を引いた
銃声音と共に彼女の目を見開かれた瞳が私を捉えていた
私は……
「本気で……私を殺しに来て……」
私は悲しい表情をしながら死んでいくシアさんを見届けた
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「エディアが?。何で?」
拠点でシアちゃんが死んだ理由を聞いていた
「……油断した……」
シアちゃんがそう言った。思い当たる節が見当たらない
「ハナちゃん。最近のエディアちゃんの行動で違和感を感じてなかった?」
ハナちゃんに聞くが首を傾げているだけだった
「分からない……このゲーム初めてからエディアは楽しそうにしていたけど……」
その時に目を見開いていた
「……楽しそうにしていたけど……本気で戦ってない……それ所か……負けてる?」
私は首を横に振った
「それは無いはず。あの壊したイベントの時には人を倒して……いや……アトラ」
エディアちゃんの妹であるアトラちゃんに聞いた
「お姉ちゃんは……楽しくなさそうな表情していた。多分……不満な……でも、それには理由があるの……私では答えれない……あの日から……お姉ちゃんはわざと負けるようになったから……」
私やハナですら知らない理由?
「ねぇ。大会でわざと負ける理由に繋がるの?」
キアが聞いていて、レスティアが静かに見ていた
「ある。あるよ……ハナさん。私達が一回引っ越したのを覚えてる?」
私は語った……もう一人の幼なじみの事を
契禊姫「はい。この章では私の過去とわざと負ける理由の話です」
契禊姫「この話は重いかは皆さんの感じ方になります。軽ければ幸いですが……どうなるかはシロクロの技量次第ですね」
契禊姫「今回は短めですがここまで」
契禊姫「それでは次の話まで」
契禊姫「またね!」




