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『Another・under・World〜all・Multiple・dimension〜』  作者: Naikuro@シロ naisiro@クロ
第一幕・第二章・人形の館編
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第二十六話・王国へと向かうのにその先は舘に……?

契禊姫「はい。ここからは徐々にホラー感増していきます」


契禊姫「シロクロは謎解き系苦手なのでご都合主義でやっていきます」


契禊姫「それでは本編」


契禊姫「どうぞ!」

拠点に戻ると唐突に


「マスターに決まったよ」


キアにそう言われた。あれ……


おかしいなぁ……断ったのに何でなんだろう……


もう良いか……


「とりあえず……キアでいっか。話したい事が」


私はキアに説明する事に。キアは腕を組みながら考えていた


「罠だと思うけど……それだと、エディアのクエストクリアは出来なさそうね……それにしてもエリアボスの確認方法が図書館とは……一応流しておくね?」


私は頷いた


「仕方が無い……人数を分けて攻略する事にする」


やはり仕切るのは私では無い方が良いのでは?


「何故私がギルドマスターに?」


聞いてみたら


「満場一致ね。後は……エディアしか居ないと」


案外適当なのね……


とりあえずは……西エリア限定で他のエリアには行けない……


て事は私の行動は西エリアのみに?。流石に運営はそこまで鬼畜にしてないしね……だよね?


とりあえずは


「はぁ……それは納得したよ。私は基本的に別行動になるから。後は抜け道探して次のエリアに進む様にする」


私はそう答えた。そうするしかないからなぁ……


裏を返せば、西エリアから出れない事になる……


はぁ……とりあえずは……


『……エディア……連れてって……』


振り返ると『魔導人形姫』全員が立ってい。やはり……『魔導人形姫』の主人だと他の『魔導人形姫』は止めれないのね……


それによく見ると


『アンジー……』


ラガディの腕の中に人形が居た。視線が私と合うと


『アンジーよ。クスクス。妹がお世話になったね。それにしても……貴女の腕に居た時は結構しんどかったよ?。やはり妹の中が一番ね』


あれ……この子……口が悪い?


『でも、貴女には従う。貴女にはそれだけ信用してるし、何より変な奴よりは貴女の方が何倍もマシ』


うん……頑張って慣れよ……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


さて……引き連れて来たけど……


明らかに団体さんお断りな集団に襲われてます


何で……ゾンビなの?。可笑しいよね?


そして何気にジュリエットの能力のお陰で無数の死体が築き上げていた


「良かった……連れてきて」


私の横にウォーレンが来て


『……置いていかないで……私の為……だとしても……』


はぁ……分かっていたよ


『お母さん……』


私とウォーレンの元にアンジーとラガディが来て


『……うん……分かっている……彼処に……彼奴が居る……』


指した方向には城があった。だけどその城は廃墟でボロボロだった


見た感じは今にも崩れそうな感じがした


『……その前に……私の家……行こ……』


彼女について行く事に。その間にゾンビの群れが襲ってくるのを、ジュリエットが。ジュリエットの能力を回避したソンビはラガディとアンジーが対処していた


何これ……本当にこの子達に勝てる人達いるのかな?


『……居るはず……残りが……』


目の前には倒壊した家が。ウォーレンが触手を使って一気に突き破っていた


荒すぎない?。とりあえずは瓦礫が空中から降ってくる。それを触手によって防いでくれる


瓦礫の雨が止むと私は1点の方向を見た。そこには地面に埋まった扉が。地下扉だと思う


私は手に掛けようとしたら……


「……そういう事……それが貴女の能力ね」


気が付くと知らない場所に……違う。何処かの部屋に居た。周囲を見渡しても、ウォーレン達は居ない


この部屋に私だけだった。そして謎なのか……扉が閉まっていた


はぁ……どうしろと?


────


この部屋から出るには鍵が必要


鍵はこの部屋の見えない場所にある


────


目の前には人形が置かれていた。早速訳が分からなかった……


どうしろと?。人形を見てみる事にした


色々と触って見たけど……よく分からない……


その時に人形の中から落ちてくるネジ巻が。それを手に取ると


「……っ!?」


急にオルゴールの様な音が鳴り響くのと同時に大きな物音が。振り返るが何も無く、さっきまで無かったオルゴールが机の真ん中に置かれていた


えっ?


「急にホラー?……」


とりあえずはネジ巻を見て、そのままオルゴールの所へ。ネジ部分を見てネジ巻を差すと


『♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪』


ピアノの音が鳴り響いた。多分近くなのだろう……関係無いと思うし


『♪♪♪♪♪───────』


急激に鈍った大きな音が鳴り響くとガラスが割れる音が無数に聞こえた


本当に何なの?……


ようやく……オルゴールに手をつけれる


ホラー……なのかな?


ネジ巻を回してみるが動かなかった。と言うよりかはよく見てみると、そもそもとしてシリンダー部分が無かった


探すか……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


部屋中探したのに無かった……


やはり人形?。調べても……


「こんなの居たっけ?」


よく見ると探しても無かったはずの場所からもう一人の人形が出てきた


調べてみると、シリンダーが落ちてきた


「本当に……見えないもの?」


そう思ってふと、ガラスを見ると


私の持っている筈の人形とオルゴールが無かった。再び見るとやはりある


「罠?」


そう思いシリンダーを取り付けて回すと、綺麗な音色が流れてくる。その瞬間にさっき見ていた窓ガラス全てが砕け散った


「意味はあったみたい……」


窓ガラスだった部分の先に廊下と扉が見えた


振り返ると扉だと思ってた場所が窓ガラスとなっていた


つまりは……鏡の世界に行っていたて事?。まぁ……鍵は見えないと言う意味では本当の事しか言ってなかったし……良いか


とりあえず……疲れたし……ログアウトしよ

契禊姫「はい。解説です」


契禊姫「今回は部屋が反転してるのと、無いはずのモノがある感じですね」


契禊姫「一言言えば、見えないものは、窓の先のことを指しています。人形やオルゴールは殆ど関係ありません」


契禊姫「では、一体何時から。それは謎に現象が沢山起きた時には既に反転してます。割れた窓ガラスの音もヒント。怪奇現象の一部はヒントになってますね」


契禊姫「まぁ、殆どシロクロが思いついた感じのを仕掛けにしましたから抜けはあります」


契禊姫「オルゴールはちょっとだけ関係があって、反転の合図ですね」


契禊姫「なので、オルゴールを解けば簡単に脱出出来る仕掛けです」


契禊姫「解説はここまで。それでは次の話まで」


契禊姫「またね!」

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