第二十一話・イベント後のギルド
契禊姫「はい。注意です。ご都合主義でややこしい話になってます」
契禊姫「途中から私を抜いた数名の裏の顔が見え隠れします」
契禊姫「それでもいい方は本編……」
契禊姫「どうぞ!」
「さて、どうして居るの?」
私は聞くと
「作ると聞いたから……とは、言わないけど……私は私なりに貴女に着いていきたいと思ったから。それに……今の元『星十二騎士団』は酷いことになってる……」
私は首を傾げるともう一人の少女が
「副リーダー派の人達が……やり過ぎたから……私達まで被害に……ひっ……!?」
私は机を叩いた
「被害者ヅラするなとは言わない。私は事情を知らないし、ハナしか知らない。多分私の為だろうけど……チート使ったから粛清する?。巫山戯るな!」
私は机を蹴っ飛ばした。あー……何か知らない所で巻き込まれるのは嫌だな
「落ち着いて。私の協力者も来てくれているから」
そう言うともう一人の少女を見た
「ハナの話を聞いて。私は『星十二騎士団』だったリーダーのツバキ。流石に……『慈愛の死神』とは知らなかったけど……」
そっとハナが私を抱きしめてきた
「落ち着いて。出てるよ。リーダー」
優しく丁寧に言われた。本当に……
「先ずは話だけど、私はこの事については何も知らなかっ他の方が正しい。知ったのはハナに言われてから。それにハナだって人が悪い……私と彼奴をリーダーと呼ぶから……」
私はハナを見ると
「私はいつだってエディアの味方。エディアの為に私は動いてるからね」
優しく言われて視線を戻す
「私がリーダーで彼奴が副リーダー。それがハナの仕掛けた罠」
ハナがややこしくしたのね……
「で、ここに来た理由だけど……実際は彼女の言葉通りになるけど……私は謝罪だけよ」
そう言った。私は手を振り
「構わないよ。昔は暴れ回ったからそのツケが来たからね。だから気にしてないし、そもそも勝手に巻き込まれただけだしね」
それが私の本音
「彼女は私が連れてきた元凶の仲間。他は辞めたか、解散して別れて今は別々に。今回は謝罪しに。改めてごめんなさい」
そう言って深々と頭を下げていた。ここまでされたら私は怒るのを止めてしまうよ
「良いよ……まぁ、ハナが切れて始めたからね。さて……そこの貴女は?」
私は聞くと
「……ごめんなさい」
嫌嫌と謝った。流石にキレそうになったけど……
「もう帰っていいよ。久々のログインでまだ何も手を付けてないから」
私は立ち上がり人形である『魔導人形姫』の本へと向かう事にした
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「彼奴は何なの!」
そう叫んでいた。私はため息をついて
「私やユウ、アトラは知っているけど……あまりエディアを怒らせないで。昔のエディアを知ってる人なら分かるけど……エディアは化け物。このゲームだから今は弱体化してるけど……昔のエディアは別名『殲滅の死神』と呼ばれていたのだから」
アトラとユウは頷いていた
「だから何?。そんなのは関係無い!」
私は机を思いっきり叩いて
「私を怒らせないでくれるかな?。イベントの時みたいに優しくないから……貴女は結局エディアに仇なそうとしたのに変わりないし……もし敵対するなら……」
ユウさんと私の従姉妹が立ち上がった。あの子は……イベントではわざと負けたのだから
「……っ……だから何よ。チート使ってないて言う証拠は無い。あんなのは使わなけれ…………」
その瞬間にユウさんの能力が発動して私達のステータスが死ぬギリギリまでに落とされた
「エディアちゃんの為にしたくはなかったけどね。エディアちゃんは弱いの。我儘で勝手なあの子だけど本当は優しいの。良かったね。もしあの子が正真正銘のクズみたいな性格だったら……この場に居た全員死んでいたよ?。何でレイドボスを殺さなかったと思う?」
彼女は首を横に振っていた
「あの子が本気で助けようとしたから。多分人形のあの子の言葉もあったけど、私なら殺しに行っていた。だって……レベルも経験値も貰えるのに殺さない理由が無い。あの子はそれを捨てて助けた……何かしらの意図はあったと思うけどね。それに貴女達の尻拭いを私達がした。キレられる理由は無いけど?」
3人は黙っていた。当たり前だ。普通なら副リーダーを止めるのはこの人達だから。まぁ、私もだけど……
「彼奴は……彼奴はなんなの……私達の味方……」
そう言って私の方を指さした。私は机に座り
「あの子が居ないから言うよ。確かに止めなかった私も悪いけど……止めようとした所で彼奴は辞めると思う?。私はそれを踏まえて泳がせたのよ。あの子を影から守れるなら私は悪にだってなれるし、何でも利用する。あの子を守れるのならね。何をしてもね。だからその為にユウさんが私を止めてくれると信じてる。私はエディア以外なら敵にだってなるつもり」
私はそう答えるとユウさんが私に向けて能力を限定的に使ってきた。意識が薄くなりその場で倒れ込む
「後は任せておいて。貴女は貴女で話が有るから今は死んでおいてね。シア」
私の従姉妹が私を見下ろしてトドメを指した。この時は分からなかった……2人は知り合いだった事に
契禊姫「はい。今回はこの話の説明ですね」
契禊姫「実はとんでもないミスがあったので話しがややこしくなってしまいました」
契禊姫「リーダー何ですが……ハナと話した最初のリーダーは今回出てきたツバキです。で、イベントに出て来たリーダーは副リーダーです」
契禊姫「これがシロクロは忘れて同一人物にしてしまったのでややこしくなりました。実際はリーダー副リーダーと分けていますので……なので修正するよりは彼女に説明して貰う事に。実際はこの話の通りのリーダーと副リーダーが正しいです」
契禊姫「次に『星十二騎士団』の少女ですが、シロクロ曰くクズな人一人は必要かと。具体的には、PKをして副リーダーに揉み消してもらってる。それを繰り返した為に酷い事になってると話してます。と言っても、やっているのは本編でも言った通りに副リーダー含む数人で残りの人達は真っ当です」
契禊姫「次に、ハナです。ハナは本編でも言った通りに私だけの味方なの本当で、本編でも言った通りに、私を守る為だけにゲーム内で悪に走る子です。なので毎回ユウに止められては反省せずにやる子です」
契禊姫「次に、ユウとシアですが、言葉では敵みたいな言い方ですが味方です。そこ所は次の話で」
契禊姫「今回はかなりややこしく修正した為に分かりにくいことになってますので、こんなん感じなんか……的な『シロクロの鳥頭!』とか思ってれば幸いです」
契禊姫「あまり深く考えないでください。完全なミスなので……」
契禊姫「私が代わりに今回は本当にすみませんでした……」
契禊姫「今回はこのままいきます。あまり影響も無いので。有るとしたら、ハナが話したリーダーの定義が狂うのとイベントでの会話になります」
契禊姫「後は大丈夫な筈です」
契禊姫「今回はここまで……」
契禊姫「次の話まで……」
契禊姫「またね!」
契禊姫「もう無いようにしていきたいと思いますが……あると思うので生暖かい目で見てください!」




