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『Another・under・World〜all・Multiple・dimension〜』  作者: Naikuro@シロ naisiro@クロ
『Another・under・World〜the・Parallel・World〜』第一章・初めてのVR編

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第百八十八話・白銀

「はい。今回は特にありません……」


「それでは本編へ……どうぞ!……」

聞きたかった……でも……何故あんな事を?


良く分からない。取り敢えずは周囲を見渡した


うん……凄いとしか言い様がない。それに……


「能力……」


確認する事にした


────


『愛されし支配者』

……本体と分身に分かれて能力を発動させる事が出来る

……本体は『無から炎を操る事が出来る』

……分身は『無から氷を生み出し幻影を操る事が出来る』。分身は本体と基本繋がってる。分身は本体が最も愛する者になる


────


だった……やはり望めばそうなるか……


何を使用にも……取り敢えずはレベル上げかな?


「始めてかな?」


仮面を着けた少女が声を掛けてきた。異様な雰囲気だった


「……えーと……」


困惑してると


「気にしないで。少し気になっただけだから。分からない事があれば聞いて」


そう言ってフレンド申請が来た


「何時でも呼んで良いよ。貴女は特別な感じがするから」


困惑していた。でも……一応受けておく事にした


何となく……そうした方が良いと思ったから


「さて……私はこれで」


そう言って何処かへと歩いていく。何だか良く分からない……


「あっ……ギルドに行かないと……」


何かギルドに行くのが最初だと見た気がしたから……


「聞いとけば良かった……」


あの人に聞けば良かった……


そう思った時にメールが来た。さっきのあの人からだった


────


ギルドの道を教えてくよ


────


その言葉と共に地図が載せていた


「アレ?。プレイヤーネームが……分からない……?」


よく見るとプレイヤーネームが相手の任意で伏せられていた


こうなると……望んだ事になる……


本当に意味が分からない……


「向かうか……」


そう呟いて向かう事にした


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


暫く歩いてようやくギルドに。まぁ……地図通りだけど……


中に入ろうとしたら


「あっ……ごめんなさい」


刀を持った人と一緒のタイミングで入ろうとしていた


「どうぞ……」


何か申し訳ないから譲ったら


「ごめんなさい」


そう言って私は後ろに、刀を持った彼女は前へと入っていく


「初めてかしら?」


不意に聞いてきたから


「まぁ……はい……」


騒がしくして、そして騒がしい中に少しだけピリピリとした感覚……


「アハハ。『終末の楽園(ラグナロク・エデン)』と『幻想幻獣(イリュージュ・ファントム)』のギルマスが来るからね……そりゃ、ピリピリもするよ」


そんなに……良く分からない……


「少しだけ教えると、此処での絡みとかはあんまりないから安心して。会ったとしても、常にメンバーの誰かが見ているらしい……まぁ、喧嘩を売る相手では無いからね」


そう言ってクスクスと微笑み


「と、何か会った記念にフレンド申請しとくね」


そう言ってまた届いた。プレイヤーネームはやはり伏せられていて


「気にしないで。何時もの癖だから。さて……ボクは用事があるから行くね」


そう言って人混みの中へと消えていった


にしても……視線が気になる。そして……異様な雰囲気……多分……これが殺気かな?


「早いとこ済ませよ……」


そう思い受付の方に


『ようこそ。冒険者ギルドへ。御用は?』


一応簡単な事と、ギルド登録済ませて急いで出る事に


ようやく外に出れて


「本当に……絡まれなかった……どうしてだろう?」


あの感覚……本当に絡むよりも厄介な事?


取り敢えずは離れよ……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


森の手前まで。途中門番の人が何か言っていた気がしたけど……


「聞くべきだったかな……?」


嫌な感じはしていたけど……


『……』


白銀の少女が目に入った。白銀の少女は私を見るとそのまま奥まで歩いていく


気になったから白銀の少女が行った方向へと歩いていく


終始白銀の少女は視界に入ってるが追い付く感じはしなかった


『……』


白銀の少女は私を見てから手招きをして、そして奥へと


それを見てから走り出して森を抜けると崩れた神社が目の前に


そして白銀の少女は私の前に現れて


『来てくれた……来て……』


その声が響くと手を引かれて神社の奥へと引き込まれた


『私は……死神……臆病で最悪の死神……この子の死を私は取れない』


そこには息を荒くして寝転がっている白銀の狼が


『助けて……私は出来ない……』


成程……何となくだけど分かった。白銀の狼の傍まで行くと


「大丈夫……貴女も。後で救うから……」


背後の気配……白銀の少女からの漏れていた殺気は無くなった


取り敢えずは白銀の狼の方に


「……酷い」


傷が酷かった。神話なら神様だけど……仕方が無い


「食べて……」


腕を白銀の狼へと差し出した。その時に思いっきり飛びつかれ私は床へと崩れる様に寝転がった


白銀の狼が私の腕を食らってるのを見てから白銀の少女に


「次は貴女……ほら……」


彼女はゆっくりと近づくと


『……じゃ……命貰うね』


白銀の狼を撫でながら


「うん。それで救えるならね……」


彼女は私の方へとしゃがみこみ、ゆっくりと寝転がり首筋に噛み付いた


「……ぅっ……」


ゆっくりと少ないHPが減っていく。これが何かは分からないけど……


「能力は……発動しなくていいか……」


そう呟いてからゆっくりと目を瞑った

「はい。解説です」


「今回は意味深な2人が出ましたね……それは後に分かります……」


「さて……異様な雰囲気……それは……第三幕最終章の時の発言に繋がります……ですが……その前に……イベント挟みます……」


「次に白銀の少女と白銀の狼ですが……これは……ある物の能力です……次第にその為に集まっていきますので……お楽しみに……」


「それでは解説という解説はしませんでしたが……ここまで……次の話までまたね!……」

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