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『Another・under・World〜all・Multiple・dimension〜』  作者: Naikuro@シロ naisiro@クロ
第二幕・第二章・帝国と失われた記憶編〜第二章・帝国軍総帥と過去編〜
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第百六十六話・推理=推測

那夢タ「今回は特にありません」


那夢タ「それでは本編へ……」


那夢タ「どうぞ!」

帝国軍総帥の元へと向かう。名前聞くついでに……本当なのかどうかを


『こんなに早くお前から来るとは。何か用か?』


忙しいのは分かってる。だから


「名前聞いてなかった」


私はそう言うと目を見開いてから


『そうだったな。俺はヴェルゴール・クレゼント・ハルヘイブだ。知ってると思うがアリスの夫だ』


そこまでは良い……


「エリルの事で。エリルは大事にしてるの?」


彼は頷いていた


「なら……有色民と無色民の差別意識は?」


彼は私を見てから微笑むと


『無いな。同じ国民が差別するのは可笑しいし……何より、私の妻も無色民だからな』


やはりそう来るか……となると何処で無色民の差別になったか……


「もし……大切な者を無色民に奪われたら?」


あの発言……無色民に対する怒りとも言えない言葉とエリルのあの嫌悪する感じの見る目……


だから気になった


『さぁな……そうなったらそうなった時が答え。その先の未来は分からない』


そう答えられた。やはり……?


いや……取り敢えずは


「ありがとうございます。もう用はないです」


私はそう言って出ていこうとすると


『お前は何の目的を持って来た?』


目を見開いた。バレたのか?


『いや、ただの感だ。気にするな。それよりもそのコート。似合ってるな』


私は小さく頷いて扉を開けて閉めた


危なかった……私の目的がバレたら確実に……


「さて……この時代で現皇帝が撤廃した。そうなると……この時代では無い?」


推測は前の皇帝の時に起きたと思ったけど……実際は違った


となると……調べるべきか?


「分からない……」


どうなってあの状態にだが……


「仕方が無い……」


歩いて図書館へと向かう。確か……あったはず。無ければ街に行けばいいし……


「聞いとけば良かっなぁ……」


そう呟くと


『またあったね。どこか行くの?』


そう言ってレリア様とエリルが一緒に居て、そのまま歩いていたみたい


やはりここも謎……


「いや、図書館に……歴代皇帝について」


そう答えるとレリア様は


『なら、皇帝様に合えばいいよ。私は側室になるから……多分会おうと思えば会えると思う』


成程……あっ……


その手があったか……完全に忘れてた。レリア様は皇帝の側室。となると正室は……


『貴女は……そう。新しく入った子ね。随分と可愛いらしいじゃないの?』


アリアさん。彼女なら……


「有色民と無色民の差別について少し……」


彼女は顎に手を添えて


『そうですね。考えてみれば何故そうなったのかは分からないかな?』


駄目か……


『でも、前の皇帝は有色民主義で、無色民は無価値の存在として考えていたのは聞いた。何でも……この城に有色民のみだけで無色民は入るだけで重罪だったから』


目を見開いた。そこまで……?


やはりそこか……更に戻ってみる?。いや、この時代なのは確定してるし……間違いないから戻る必要は無い


「じゃ……その前の皇帝は今は?」


聞くと


『クーデターにより殺されたと……だが、死体は見つかってないから、真偽は分からない』


そこは同じか……でも、死体は見つかってない?


アリスのあの発言は……?


「もし仮に……有色民から無色民になるとか……あるの?」


この可能性は?


『それは分からない。だが……可能性はあるかもしれない』


前の皇帝が有色民だと仮定した時に、無色民に殺されたアリスは誰に殺されたかになる……


これも推測だからこそ分からない


『あっ、でも、前例は無いけど……稀に『民主の魔術師』……つまりは無色民なのに有色民の様な能力を持つ場合があるから……』


そこに落ち着くか……


未来を変える事は不可能だが……少しでも可能性を残せるなら……


「ありがとう……少し分かった気がする」


私立ち上がり行こうとすると


『貴女は何をもって行動してるの?。どうも不思議な感じがする……私の名前は知ってるのは分かるけど……どうしてそこまで有色民と無色民を?』


鼓動が強くなる。こういうのに私は向いてないから……


「少しだけ救いたい人が居るから……その為に動いてるだけ」


私はそれだけ答えると


『救いたい人か……誰かは聞かないけど……必ず救えるといいね?』


そうする。必ず救うし……何よりもアレは確実なバットエンド。ならこの過去で少しでも私という存在残して、アリスを救う……そしたら未来でも少しは変わるはず……


「必ず救う。その為に動いてますから」


私は部屋から出た。ふと外を見ると暗くなっていた


そう言えば部屋はどうするんだろう……


那夢タ「はい。解説です」


那夢タ「よくやく深く踏み込みましたね」


那夢タ「ここでは本格的に救う為に動きました。推測しつつ、どう救う為にか……」


那夢タ「そして2人をどう、差別意識の無いまま動くか……」


那夢タ「それが今後に繋がります」


那夢タ「今回は短いですがここまで。それでは次の話まで……」


那夢タ「またね!」

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