第百五十話・帝国の関係者が……大物な人物と出会う
那夢タ「はい。今回は特にありません」
那夢タ「一応は模索しながら書いてますので……多少なりと迷走します」
那夢タ「それでも良い方は本編へ……」
那夢タ「どうぞ!」
リューデンフォード帝国に向かう道中で、馬車が止まっていた
よく見ると何かに襲われてるみたいで……
「プラティ」
私は頷いて一気に踏み込んで『旧神』を発動させずに何時もの混ざった鳥の姿となり向かう
黒い炎が一気に馬車を囲い
『何だ!?』
その瞬間に襲っていた何かが燃え上がりそのまま倒れていく
それを確認してそのまま炎を消すと
『何者だ!!』
武器を構えられて、一気に襲われるが黒い炎が引き裂かれるだけでダメージはそんなに通らない
で、その時に
『止めなさい!。その方は助けてくれた人です』
そう言って馬車から少女が降りてきた
透き通るような声でそして私の方へと向かって
『助けていただきありがとうございます』
そう言って頭を下げていた。その時に連れていた護衛の人?が慌てて
『レリア様!。そんな奴に頭を下げないでください!。隷属民かも知れません!』
護衛の人がそう言うと
『貴方達!。それは皇帝様が撤廃してくれたのです。まだそんな考えが有りますか?』
低い感じで怒っていた。多分私でも……負けると思う
『っ……分かりました』
護衛の人はそう言うと私を睨みつけて、そのまま持ち場だと思う場所で話し合いに戻っていた
『私の護衛のものが大変失礼な事を……』
そう言ってまた頭を下げてきた
「プラティ……」
アンノウンに呆られた……
いや……私何もしてないよ?
『お礼をしなくてはいけませんね……所で、何処か向かおうとしてました?』
首を傾げて聞いてくる
「リューデンフォード帝国に目的が……」
私がそう言うと彼女は目を輝かせて
『これは失礼しました。私はレリア・リューデンフォードです』
まさか……ここに来てか……ありがちすぎて本当にあったんだ……
「取り敢えずは良かったね?」
私は頷いた。本当に有り得るんだ……
『取り敢えずは馬車の中へ』
促されるままに私達は中へと
『目的は何ですの?』
真剣な眼差しに聞いてくる。あー……探ってる感じがする。ここは……いや、あのおじさんの事は話さない方が良さそう……
となると……ここは
「帝国での活動ですかね……何かあればと。良さそうならそこで暫くはですね」
私はそう答えると手を叩いて
『なら……』
彼女は私達に提案してきた。提案と言うよりかはスカウト的な話に……
まぁ、面倒な事するよりは良いかなと、アンノウンと目線で頷いて了承した
『私専属の兵として居てもらう訳ですが……私の命令は優先にして欲しいです』
まぁ、当たり前か……
「で、そう言うからには何かあるんでしょ?」
彼女は頷いて
『はい。今の帝国軍総帥の方に貴方達を守る為です』
余計に首を傾げてしまう
『今は分からなくても良いです。恥ずかしい話ですが……隷属民の考えが強くて……下手したらです』
そう言って悲しげな表情を浮かべていた
多分、あのおじさんが言った彼女とはこの人なのかな?
推測になるけど……取り敢えずは留めて
「で、命令以外で何を?」
彼女は意を決したのか
『帝国軍総帥の指揮する部隊に入って欲しいのです。一応は私が推薦した形にしますので……』
多分何があるんだろうな……
乗るか?。いや……でも……
「何故、隷属民がそんなに迫害的な事を?」
彼女は目を伏せていて、頷いてから
『昔の事です。前皇帝……歴代の皇帝の中で有色民が絶対と考えました。貴女達で言う能力者ですね。それが、その時に今までは平等だったのが……無色民と有色民と分けたのです』
また……自分絶対だね……
これ、私達と同じ感じかな?
『で、有色民は無色民を隷属民……つまりは奴隷として扱う事に』
成程ね……推測通りかな?
「で、今は皇帝が撤廃して平等にした……そんな感じ?」
彼女は頷いていた
『ですが……帝国軍総帥はその皇帝から仕えていた形なので今もその考え方が。理由は分かりませんが……今も隷属民を嫌ってます。それに見ましたでしょ?』
頷いた。護衛の兵が言った言葉。確かにその考えはそう簡単に消えないか……
『私は……それを完全に撤廃して皆平等な国にしたいのです』
またしても彼女は暗い表情をしていた
やはり何かある……
「その目的は今は教えなくても良いけど……必要になれば教えて貰う。今は貴女に従った方が良さそうだしね」
考えは纏った。嘘は言って無さそうだし、例え言ったとしても……
こちらには準最強の非能力者限定アイテムを持っている。何とかなるし……
「貴女の考えに乗るよ」
私は総結論づけて彼女に答えた。多分……この方がいいと思うし、目的的に多分大丈夫そう……無理ならまた考えるし……今はこれで
那夢タ「はい。解説です」
那夢タ「と言っても話したらネタバレなので……」
那夢タ「レリア・リューデンフォードですが……目的あって私達と手を組む事を提案します」
那夢タ「その目的は私は薄々と察してますが……あえて話さずに手を組みました」
那夢タ「レリアの表情は結構重要ですので……」
那夢タ「で、帝国に向かう為ですが……もう一度だけイベントを起こしますのでお楽しみに」
那夢タ「それでは今回はここまで。次の話まで……」
那夢タ「またね!」




