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『Another・under・World〜all・Multiple・dimension〜』  作者: Naikuro@シロ naisiro@クロ
『Another・under・World〜the・Another・World』第二幕・第一章・非能力者編

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第百三十七話・『猫又』

那夢タ「今回は特に有りません」


那夢タ「それでは本編へ……」


那夢タ「どうぞ!」

取り敢えずは『強化』を装備した。そして『死鳥』『火鳥』『始鳥』『鳳凰』を発動させた


何となく出来るかなと思ってしてみたら……


『何をしてるんだ……』


髪が白髪で先になるにつれて赤く炎の様に染まっていて、両手は黒く染って、紋様が浮かび上がっていた


「ごめんなさい……出来ると思って使ってみたら出来てしまった……」


露天のおじさんは呆れて


『返せと言っても、5つ使って生きてるあたり……本当に才能なんだな。本当に驚かせる事ばかりだな』


怒られるかなと……思ったけど案外怒らないでいた


「因みに……副作用とかの4つ以上使った場合に何が起こるの?」


おじさんは少しだけ悩んで


『基本は自身の寿命縮め、衰弱して最後に死ぬだけど……ひょっとしたら鳥系の変幻系(オニズム)が関係してるのか……まぁ、何れにせよ……君はおもろしいとしか思えない』


褒められたのか貶されたのか……まぁ、良いか


「取り敢えずは……良いのかな?。さて……お金無いし金策出来る場所とかある?」


何かもうどうでも良くなったから聞く事にした


『無いな……』


まぁ、だろうね……取り敢えずは


「あっ、多分もう会わないと思う」


私はそう伝えると


『そうか。まぁ、珍しいものを見せてもらったからなぁ……分かった。じゃあな』


私は手を振って路地裏から出た


取り敢えずは……冒険者ギルドかな……


能力は解除して……と


暫く歩いて冒険者ギルドへと来た。中に入ると


『ようこそ。どういったご要件で?』


受付の方へと向かい


「登録しに来まし……」


その瞬間に


「執拗いなぁ!!!」


その叫び声が聞こえてきて、声のする方へと


そこには怒鳴ってる男の人と怯えた少女が居た。無視して進めようとすると


「弱い奴が『終末の楽園(ラグナロク・エデン)』に入れると?」


目を見開いた。『終末の楽園(ラグナロク・エデン)』……?


振り返り歩く。此奴の言う事が気になったから。もし本当なら……いいや


「何だ?。お前もか?」


私は少女の前に立った


「ねぇ。教えてよ。入りたいんだ」


私はそう言うと男が笑って


「お前には無理だ。言ったように強い奴だけが入れる。非能力者何ぞ入れても弱いだ……」


一気に非能力者限定アイテムの能力を解放した。その瞬間に周囲に黒いモヤに染まった炎が舞った


冒険者とかこの世界の人間とか気にしてるが……それよりも


「私は弱いとか嫌いなんだよ。意味も無く弱いと決めつけるのは……大っ嫌いなんだよ」


燃える黒い炎が揺れていた


「くっ……殺れ!」


その瞬間に本物の能力によって大量の水や風が私を


「あのさ……ここ室内。私が言うのも何だけどさ……」


一気に黒い炎が舞った。少女と私を包み込み、怒鳴っていた男ごと巻き込む形で能力を打ち消した


勿論、あの攻撃は殺す気で来ていたから、周囲に被害は当然あった。だから『鳳凰』で周囲を治した


「なっ……!?」


私は少女を優しく撫でて、怒鳴っていた男達を睨みつけて


「喧嘩売る相手を考えたら?」


その瞬間に歩いてくる音が聞こえて、その方向を見た


『終末の楽園(ラグナロク・エデン)』の関係者と思って


「頼む人はちゃんと考えた方が良いよ」


私は少女にそう告げて受付の人を見ると頷いていて


口パクで「また日を改めて来る」と伝えると伝わったのか微笑み頷いていた。多分このまま居ても面倒だし


騒ぎを起こしたから暫くは来れないし……


その時に袖が引っ張られる感覚がして見ると


「……っ」


私は少女の目を見て、少しだけ微笑み抱き締めて


「掴まってて」


少女は頷くと、黒い炎を纏った鳥となりそのまま天井へと突き抜けて空へと


突き抜けた場所を見ると、穴は空いてなくて黒い炎だけが舞って、暫くして消えていた


「凄い……」


そのまま森の方へと飛ぶ


「はぁ……何で?」


森に着くと地面に着地しそのまま大きめの岩の方へ座り聞いた


勿論解除はせずにそのままに


「……見返したいんです。弱い弱いと……一緒にやっていた友達を……」


成程……非能力者だから弱いと判断して見捨てた……か


にしても誘っておきながら見捨てるのは……


「分かった。でも……アイテムとか無いよね?」


少女は首を横に振って、腰に着けていた猫の尻尾のアクセサリーを身につけていた


それが発動したのか


「……『猫又』です……変幻系(オニズム)


へぇ……猫の耳に2つのスカートの中から伸びる尻尾。完全に猫ですね……


「なら何で?」


持ってるなら見捨てる意味は無い……


「……私が原因です……」


私は首を傾げた

那夢タ「はい。解説です」


那夢タ「今回は非能力者限定アイテムについて」


那夢タ「前の話では代償ですが……」


那夢タ「比率とかですね……」


那夢タ「一番多いのが『超能力系(ケイビリティ)』ですね」


那夢タ「次に多いのが『事象現象系(フィメノン)』ですね。まぁ、自然や事象現象なので……多分比率的には多いと思いますが……一応はですね」


那夢タ「最後に少ないのが『変幻系(オニズム)』ですね。因みにこれは予定ですが……私の元に集まるのはこれになる予定です……」


那夢タ「とあるアニメのとある何かに似てますが……全然違いますので……」


那夢タ「食べる訳でも無いので装備してようやく手に入れる能力なので……」


那夢タ「と、この章ではこの非能力者限定アイテムをキーアイテムとして、話が進みます。そして最初の仲間が……」


那夢タ「と、今回はここまで。それでは次の話まで……」


那夢タ「またね!」

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