第百二十八話・分類?
契禊姫「はい。今回は思わせぶりです」
契禊姫「期待しないで、本編へ……」
契禊姫「どうぞ!」
さて、広めの場所に出たて、私達は離れてツクモを見た。空中には五つの玉が浮かんでいて
指には指輪をつけていた
「は、始めます」
そう言って目を瞑って非能力による能力が発動された
その瞬間に彼女が消えたのと同時に雲行きが怪しくなっていた
「ねぇ……シロクロ……」
何となく嫌な予感はした。何せ……本当の意味で雲行きが荒々しく、雨が降ってきたから
「うん。ギルマスが思ってる通りだと思う」
そう言われると安心したのと同時に、それが嫌な感じだと思った
裂けてた雲の隙間から、蛇みたいな胴体が。そして雨が降ってくる。そして一直線に雷が落ちてきた
「……シロクロ。これ……」
シロクロの方を見ると嬉しそうに刀を構えていた
とりあえずは見なかったことにして、そのまま見上げると
翼が広がって羽ばたいて、手らしきモノが見えていた。ゆっくりと足が見えて、地面に降り立った
「……えーと……どうですか……?」
私達は視線を向かい合って頷いてたから
「「「却下で」」」
私達はそう答えた
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流石にそれは満場一致で駄目という事で
確かに強そうだけど……そうだけど……
「複数使うと……」
ツクモは痛みに悶えながら私達を見ていた
「あぁ……痛い……痛い……」
取り敢えずはツクモを一旦殺してから手を翳して
「『終眼華・百鬼夜行の軍勢』……」
もう一瞬とは言え、封印解けてるし……何より、次の封印まで時間はあるから扱える時に扱わないと……
と、その瞬間に『終眼・終眼華』が封印されたのを確認した
本当にギリギリだったみたい
「本当に殺しますか!?」
私は微笑み
「そうしないと助けれなかったし……もう扱えなくなった。取り敢えず……」
また、裾から尻尾の様に蛇を出して、そのままに
でも、腕と、眼と髪の蛇は再生されなかった。て事はやはりは……
「取り敢えず……次を探そっか?。複数使うのは禁止ね」
私は3人にそう言うと、分かったかの様に頷いた。特にツクモは……
「ですが……やはり……これは使いたいです」
そう言って各種龍の中でも、白と黒の玉を
「試したい。限界は何個かを」
シロクロは興味津々にそう言った
「はぁ……治す事はもう無理だから。程々に。それ以上になったら私に頼らないでね」
『終眼・終眼華』は封印されたから使えない……いや、これ……封印が解けたら……扱えるのでは?
取り敢えずは……目の前の戦力強化かな……
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暫くして
「決まりました!」
そう言って2つ持ってきた。首を傾げると
「『妖狐』と『龍王』」
それは狐の尻尾のアクセサリーと龍の角のアクセサリだった。どれも腰につけるタイプで
「可愛いから。それに多分これなら大丈夫と思いますから……?」
いや……そんな理由で?。まぁ、物は試しだし……取り敢えず
「ん。説明する。と、その前に。これについて少し」
非能力者専用能力の事かな?
「分類で言うと、『変幻系』。『事象現象系』。『超能力系』が主な非能力に与えられた能力。能力者は分類無いけど、これは分類があるのが特徴」
成程ね……まぁ、2単語でそうなるならそうか……
「『変幻系』は……さっき出た、『白龍』や『黒龍』等の、あらゆる生物になる事が出来る。ツクモが持ってきた、『妖狐』や『龍王』はこれにあたる」
あー……だからか。でも……それはそれで良いと思うけどなぁ……
何かになれるなんてそうそう無いし……あっ、でも種族的な事を考えると……
「非能力は基本は種族は人間のみ。だから『変幻系』も可能」
そういう事か……
「『事象現象系』はそのまま、自然現象や超常現象等が含まれる。私の『断絶』や『再生』……アマネの『削除』もこれに当たる」
うーん……簡単に言えば……強いな……
「でも、『断絶』はどちらかと言うと『超能力系』じゃない?」
シロクロは首を横に振り
「こっちは現象による断絶になる。細かい理由は知らないけど、多分斬る事による現象の意味あいだと思う?。『再生』もそう言う感じだと思う」
アバウトな……まぁ、深く考えないで良いか……
「『超能力系』。人間に収まる程度で人間を超える能力。シズクの『予知』はこれにあたる」
あー……納得した……
「で、一応はそれぞれ最強がある。私がこれが欲しかったのは最強じゃないけど応用が聞くから。一応は『変幻系』は『龍王』。ありとあらゆる龍に関する生物になれる」
はぇ…………
えっ?
契禊姫「はい。解説です」
契禊姫「非能力者による道具による分類が出ましたね」
契禊姫「本編へで言った通りなのでほぼ有りませんね」
契禊姫「なので、ここでは道具について」
契禊姫「『変幻系』は主に生物の特徴がアイテムですね。例外として玉も生物に分類されます」
契禊姫「『事象現象系』はそれに対応するモノが道具になります。その代わりに自然現象はほぼ同じ様な道具になります」
契禊姫「『超能力系』はアクセサリー系が道具ですが、例外としてアクセサリーなのに『事象現象系』が存在します」
契禊姫「これが主な分け方ですが、時折変わりますので飽くまで目安です」
契禊姫「さて、今回はここまで。それでは次の話まで……」
契禊姫「またね!」




