第百二十二話・王国へ
契禊姫「今回は特に有りません」
契禊姫「それでは次の話まで……」
契禊姫「どうぞ!」
気が付くと扉の前だった。閉めた時間から1分も経ってなくて
「……そういう事ね」
私はそのまま廊下を歩いた。取り敢えずキアの元であるギルドハウス兼店へと
一応販売とかしてる上に結構人気みたい
「うっ!?」
キアの部屋に入ると作っていたのか、気配を感じて私を見て驚いていた
「気づつくなぁ……」
私は近くにあった椅子に座る事に
「いや……蛇を生やして、長い髪で音も無しに入ってくるからだよ。それもギルマスだからね?」
そう言って私の方に向いて
「どうしたの?」
私はキキョウから受けとっていた壊れたレーバテインと三つの玉、その他にも素材等を出して
「これはまた……」
そう言ってまじまじと見て
「『概念』とかかな?。それは対策してなかったなぁ……まぁ、想像出来なかったか仕方が無いか……」
と言って
「まぁ、時間を。それに色々と弄れそうだしね」
そう言って嬉しそうに言っていた。まぁ、良いのかな?。本人が楽しいのなら
取り敢えずはお金を払おうとすると
「メンバーなのに?。律儀だね。なら……素材とか寄付とかお願いね」
そう言って指さした。その方向には不要素材とか不要武器の箱が置かれていた
私はクスリと微笑み
「分かった。止めておくよ。ギルドメンバーだしね。だから……」
私は立ち上がり出る前に
「これだけはね?」
そのまま大量のお金を置いて
「はぁ……ギルマスは……」
その声が聞こえたけど敢えて知らないフリして出る事にした
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森の中を歩いてると感じてるのが、ワールドエンドの能力なのか、周囲が死滅してしまうこと。何と言うか……私が領地とか私の場所と決めてる所以外はこうなってしまうみたい……
これじゃ……王国に入れない上に、姿が変わってしまってるから何とも……
悩んでる時に
「ギルマス。どうしたの?」
そう言ってルシアが目の前に
「うん……王国に入れないなぁ……と思って」
ルシアは私の周囲を見てから
「確かにね……」
納得された
「でも、自分がその土地の範囲と思えば……?」
あっ……それがあった……
取り敢えずは中に入る事にした
その時に無数の衛兵が出て来て武器を構えられた
うーん……魔物……敵扱いになるのかな
ルシアを見ると頭を抱えて
「無理だった……ギルマス。頑張って」
そう言って行ってしまう……
えぇ……
「魔物は殺せ!」
そう言って衛兵が襲ってくる。取り敢えず……殺したら不味いし……ワールドエンドの力は出て無いから
取り敢えずは躱す事に。暫くしてると
『何事?』
国王様の声が聞こえてきた。私の姿を見ると警戒仕掛けたけど、私だと分かったのか
『止めろ。彼女はエディア・シャングディア。この国の英雄だ』
その声が響くのと同時に周囲が静かになった
国王様の横を見ると
「まぁ、ギルマス置いて逃げはしないよ。取り敢えず……誰でも良かったから王様連れてきた」
えぇ……
だからって……何で王様……
それに私が英雄?。嘘ぉ……
『ですが……!』
英雄が嘘だと思ってるのか反論しようとしたら
『おい……見て分からんのか……コイツは神だぞ?。見ないうちに変わっていたが……お前『禁忌人形』だろ?』
あー……分かるのか……いや……王様の能力かな?
「まぁ、はい……一応……誘拐犯からの国家反逆を止めたと……合ってますよね?」
私は聞くと王様が微笑み
『だそうだ。何かあれば後で聞く。エディア。話したい事があったけどなぁ……お前の仲間がまだ来てないの一点張りでな……取り敢えずは……』
色々あったんですよ……色々と……
だからって黒い笑みを浮かべないでください……心臓に悪いのですから……
『ほら、乗れ。そこなら軽い話だが話せるだろ?』
目の前には馬車が止まっていた
「ギルマス……?」
ルシアが不安そうに聞いてくる
「大丈夫。取り敢えず……ユウか、キアに伝えて。帰れそうにないと……」
多分帰らせてくれないだろうと思った
ルシアは頷いて、私はそれを確認して馬車中へ
馬車が見えなくなるまでルシアは見てから姿を消していた
本当に……
『お前の仲間は優しいのだな』
そう言われた
「まぁ……そうですね。慕われてると言われたそうだと思うけど……まぁ、どうなるかは分かりませんね」
王様は笑って
『それが上に立つ存在。今は?』
人数の事かな?
「……48人くらいかな……数えてないけど……シズクとかマシロがどうとかするんだと思う」
王様は頷いて
『小規模な町が出来るな』
私は首を傾げた。何を言ってるんだろう……
契禊姫「はい。解説です」
契禊姫「レーバテインの強化話が……さて、形はどうなるのやら……楽しみですね」
契禊姫「と、ようやく前の章での報酬的な話がようやく……さて、どうなるのだろうか……」
契禊姫「一応皇女の交渉も残っていますね。簡単ですが、ギルドを帝国に着くのと協力関係ですね」
契禊姫「それが次の話辺りででますね」
契禊姫「さて……色々と回収したいですね」
契禊姫「と、今回はここまで。それでは次の話まで……」
契禊姫「またね!」




