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『Another・under・World〜all・Multiple・dimension〜』  作者: Naikuro@シロ naisiro@クロ
第一幕・第八章・最悪の戦争編
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第百十八話・強化されたキキョウとエディア

契禊姫「はい。今回はかなりの性癖が……シロクロの性癖が現れますので……」


契禊姫「それでも良い方は本編へ……」


契禊姫「どうぞ!」

膨れ上がった触手が一気に弾け飛ぶと


『もうお前達要らない……俺だけ。俺の世界だけで十分だ』


そう言うと地面から無数の人が現れた


『支配した人間だ。まぁ、死んでるし、概念は通用しない。そして、俺は原初の王だ』


そう言うと腕を前へと突き出した


私はそれを見てただ動かずに


「鬱陶しいな……さっさと死んでよ」


私は私の意思で動く人間を『見た』


その瞬間、私に届く前に人間は消えていく。キキョウとなった私はキキョウの能力も扱えるし、私の能力も扱える


言わば……キキョウはアイテムの様な存在で私から見れば神でありながら私が扱うアイテム


キキョウを道具の様に扱いたくないから……これは憑依。そう思う事にした


────


憑依禁忌人形(ポゼッションドール)禁忌書物(コードアカシック・レコード)キキョウ・ワールドエンド』

……『憑依禁忌人形(ポゼッションドール)禁忌書物(コードアカシック・レコード)キキョウ・ワールドエンド』を呼び起こす又は憑依させる事で能力の追加が行われる代わりに自身の能力は使用不可能になる

・追加能力

……触れた相手に契約、状態異常、即死、呪字をランダム一つ発動させる。触れれば触れる程に追加されていく

……自身の能力によって与えられた能力のみに限り治す事が出来る

……亜空間を生み出す事が出来る

……溶岩と猛吹雪が混じった減少を引き起こす事が出来る


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


これが私の能力に……


この姿がキキョウであって私


無数の触手が私から生えて地面を伝い蠢く。それは異形で私と言う存在が変わった事を意味していた


この時だけ私のステータスは倍になる


それにしても……レベルが上がらないなぁ……


そう言えば……


「……レベルロック?」


よく分からないが……レベルが固定されてるみたい。何で?


『よそ見してる場合か!』


そう言って私を突き刺した。貫通する肩を見たが、触手が一気に絡みつく


皇帝はそれを見て手を離したのと同時に剣が折れる音がした


「お前は悪魔……私は神」


長く伸びた髪をなびかせながら歩く。此奴は生かすには危険すぎたから


歩く度に黒いモヤが溢れて周囲を死滅させていく


これがワールドエンドの素の力……


何とも言えない


『……私を扱って……エディア……私はエディアの……能力だから……』


頭がふらついて、そのまま真っ直ぐと皇帝の方へと目を向けた


前髪が少しだけ視界を遮ったから横にかき分けた


「邪魔だなぁ……」


そう言葉を零して、私は歩く。触手の無数の尻尾を引きずりながら、そして私は歩くの止めた


『何だ……何なんだよお前は!』


そう言って概念を歪めてくる。私の至る所が抉れて血飛沫が舞い散る


「……だから……無駄だって」


私は私の血を舐めとってそのまま皇帝を見る。歪み抉れた傷口は触手によって塞がっていく


そのまま滴り落ちる液状の何かは、焼けるような音が響く


それは黒くも青い溶岩で、氷でもあり溶岩でもある異様な現象


それも次第に氷始めた


私は手を下に向けてそのまま振り上げるようにして皇帝に


その瞬間に溶岩であり氷の自然現象を引き起こして襲う


『くっ……これし……なっ!?』


空間を歪めて防ごうとするのを、溶岩の氷はそれに触れた瞬間に爆発し吹き飛ぶと全てを凍らせた


白い息が私の口から漏れて


「……キキョウの力を侮ったな……」


空間にヒビが入っていてその奥は亜空間に、そこから溶岩の氷が有り得ない形で抜けて凍っていた


『何なんだよ!。俺は最強の力を持っているだ!』


そう言って無差別に攻撃を始めた。それは『原初』の力でありとあらゆる全ての原点が全てを私を襲う


だけど


「はぁ……こう名付けるよ……『溶岩氷(エターナル・アイス・エイジ)』」


その瞬間に全ての攻撃が私に届く前に、目の前で固まりながら、溶けながら止まっていく


『何!。始まりの攻撃だぞ!。それが存在するなら対応出来ない筈!』


そう言うが私はそれを薙ぎ払って


「私から始まった攻撃は…原初では無い。私が始まりなのだから……」


そのまま手を前へと突き出すと、無数の触手は伸びていき、皇帝を襲う


それを止めていくが、私は『溶岩氷(エターナル・アイス・エイジ)』を纏わせてるから無意味に終わってしまう


だから皇帝を突き抜けるとその部分が焼けて凍りつく


『あがっ……くそがァ!!!!!!!』


そう言って攻撃を仕掛けようとするが


「無駄……何度言わせるの?」


その攻撃を発動する前に触手であった何かは、大きな口を開いて半分以上を喰らいつく


『支……なに……出来ない……くそ……が!!!』


そのまま骨が折れ、グチャグチャと砕かれ肉を食らう音が鳴り響く


私は冷たい目でそれを見てから、元の姿に戻る


私はキキョウを宿した状態で強化された……そしてこの戦争が終了を告げるアナウンスが流れる

契禊姫「はい。解説です」


契禊姫「これにて戦争編は終わります。ここからは色々な事をしてこの章は終わります」


契禊姫「さて……キキョウの強化と言いながらも、私のついで感の強化……何とも言えないですね」


契禊姫「一応はそのままで、前の話で出たキキョウの姿に、私が合わさった感じですね」


契禊姫「キキョウはほぼ霊体で能力となって存在してると思って頂ければですね……」


契禊姫「にしても……イベント関係も帝国が関わってると考えると偶然て怖いですね……」


契禊姫「さて……次の章の話は私がどうするかですね。神へと至りつつも、姿はそのままなので……」


契禊姫「まぁ、そこは適当に進めていきます」


契禊姫「と、キキョウですが感じ的にはアイズこと、愛姫と似たような感じですね」


契禊姫「と、長かった戦争は終わりました。長々と付き合って頂きありがとうございます」


契禊姫「と言っても終わりませんし、色々と考えてるらしいので引き続きよろしくお願いします」


契禊姫「それでは次の話まで……」


契禊姫「またね!」

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