第百十話・対抗手段
契禊姫「はい。嬉しい事に日間69位に……シロクロ自身驚いてましたね。この嬉しさを続ける為に」
契禊姫「それでは本編へ……」
契禊姫「どうぞ!」
エディアが焦った表情をしていた
「想定外の事が起きた……」
そう言って
「ハナは……今は別の所で……アイズはここ離れた時のために……クソ!。動かせる人が居ない……」
ユウを見たが
「ここを崩されると……不味い。シア」
『七つの大罪』『七つの美徳』『桔梗』『星二十二遊戯』は動かしてる……
「くっ……マシロ。アトラ。指揮権を渡す。行ってくる。キキョウは……エンの方に。エンに伝えて……帝国に来てと。それと……」
私はキキョウに渡してキキョウは頷くと走っていく。私も行こうとしたら
「あの悪魔……エディア。気をつけて」
ユウがそう言うと、私は頷いて向かう。分かっている。『支配』『原初』と来てるのだから……
多分……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
急いで向かう。嫌な予感しか上に、衝撃波が伝わってくる
エンが仰向けになって倒れているのを見て、悪魔がトドメを刺そうとしてる
「あっ……これは……」
エンから諦めの声が出ていた。その時に頭にきた
エディアを圧倒して?。強敵で勝てない相手だと諦める?。巫山戯るな……
歪んで行く空間に溶岩と氷の触手をぶつけて破壊する。『アカシック=レコード』は概念そのものであり……何でも起こせる。なら……
『悪魔には……『アカシック=レコード』ですね』
私はそう呟いた
爆発音が鳴り響きエンを守る形で私は前に出た
こんな奴の為に守る……エディアが望んだから……私達はそう決めた
だから顔に出さないようにして
『エディアから言われてきました。少し予定変更します。エンさん。今すぐ帝国に向かって下さい。エディアも向かっています』
出来るだけ丁寧に伝えた。私の怒りが伝わらない様に
それだけ私は怒っていたのだから
『予定外な事が起こりまして……兎に角向かってください』
エンは頷いて走っていく。私はそれを待て安堵したの同時に怒りが収まった
その時に
『行かせるとでも?』
そう言ってまた、空間がまた歪み始めた。概念を操作してるのか影響によってなのかは分からないが……
『させない……』
溶岩と氷を使って再び防ぐ。その瞬間にまた空間が崩壊して爆発音が鳴り響く
その時に彼女が私を見て、私は頷いた
そっか……エディアが思ったのはこれ……か
『負けたら許しません』
私はそう呟いて相手の方を見た
『何だ?。その力は?』
私はエディアから借りたレーバテインを取り出して構えた。壊れてもいい……そう目線で伝えられた
扱えればか……
『君の力を唯一防げる力ですね』
風がなびく
『なるほど。なら……それを寄越せ!』
そう言って『普通の速度』で走ってくる。私はそれを対応して防いで
溶岩と氷の触手を使って攻撃を仕掛ける。だけど、素手でそれを防いで、更には切り落とした
やはり痛みに概念が無いみたい……いや……消してるのか?。厄介な……
アカシック=レコードに触れるが
『それか!!』
そう言って剣が有り得ない方向から突然現れて切り裂こうとするが、電撃が走ってそのまま剣を砕けさせた
『なっ……』
私はゆっくりと目を開けて
『このアカシック=レコードは私自身です。私を手に入れたら扱えますが……所有者が居ますので貴方には不可能です』
そう言い放つと悪魔は
『ならそいつを殺すだけ』
そう言って空間を歪めて行こうとするのを
『させません』
アカシック=レコードに触れて阻止した。その瞬間に空間が割れて
『何を!』
そのままレーバテインを悪魔の目の前に突きつけて、引き金を引いて撃ち放った
放ったまでは良かったが、銃から衝撃が加わりヒビが入る
ヒビの先には悪魔の腕が見えて
『お前を手に入れる為ならな!』
そのまま勢いのままにレーバテインを破壊した。破壊したのなら再生するが……
『されない……?』
そのまま蛇腹剣を抜いて銃を捨てると
粉々に砕け散り、そして消滅していた
悪魔は殴っていた拳を振って
『やはり、お前を戦闘不能にする方がいいか……』
そう言って向かって来る。それを蛇腹剣を振って攻撃を仕掛けるがすり抜ける
概念……
『使えば……はぁ……』
一回転して蛇腹剣を振ってアカシック=レコードに触れて
『でよ……ワールドエンド』
私は呟くと黒いモヤが溢れ出た。悪魔は何科を感じとったのか距離を取ろうとするが、無数の黒いモヤが一気に伸びて捉える
『なっ……』
その表情は実に滑稽だった
契禊姫「はい。解説です」
契禊姫「『支配』『原初』……そして『概念』……ここまで来れば……」
契禊姫「本来はこれらは伏線ではなく普通の話だったけど……シロクロが偶然にも出来てしまった伏線な為に利用する方向で考える事に」
契禊姫「その結果、上手いこと行きそうなのでこの話で全て回収する予定です」
契禊姫「ひょっとしたら……かなり偶然が重なって出来た事なのでスッキリするとは思います……多分ですが……」
契禊姫「さて……今回の悪魔はほぼ無敵ですがラスボスではありません……ですが……キキョウの強化的な話なので……と、今回はここまで……次の話まで……」
契禊姫「またね!」




