第百五十四話『ギルド』
『連続更新します』
『それでは本編へどうぞ』
────
【死の商人・PK統括ギルド】
リーダー
プレイヤー
……グリム
偉人
……『特異機械ジョン・マッカーシー』
……『白霧魔人ジャック・ザ・リッパー』
副リーダー
プレイヤー
……ラスプーチン
偉人
……『怪異破戒僧グレゴリー・ラスプーチン』
その他
20人
────
なるほどね……
「んじゃ、任せた」
グリムは手を振って出ていく。はぁ……キツ……
次は……と……
「んー?。呼んだかと言えば纏めてるの?」
ゼロが座って聞いてくる
「まぁね。でも、感謝もしてるよ。だって……任せたい事があったからね」
ゼロ……零は嫌そうにして
「戦闘特化してるんだからね?。逃げれると思わないでね?」
諦めたのか手を挙げていて
「何すればいい?」
うーん……と言ってもなぁ……
「ギルドかな?」
首を傾げて
「依頼を受けたり受注やらなんやらをする場所でしょ?。確かにこの世界にはあるけど……」
まぁ、考えてるのは別で……
「PK専門ね。後は同じ感じ。下手に舐められるよりは、零の方が良いから」
暫く考えてから
「いいよ。どの道……やってみたかったのと……楽しそうだしね?
その代わりに好きにしていいよね?」
……
「暴れないでね?」
頷くと満面の笑みを浮かべていた
「面倒だから、先生に任せるから」
その瞬間に笑顔のまま固まっていた。当たり前だからね……?
────
【死の商人・組合ギルド】
リーダー
プレイヤー
……ゼロ
偉人
……『十二勇士シャルルマーニュ
カロルス・マグヌス』
副リーダー
プレイヤー
……『崩壊者』
偉人
……不明
その他
5人
────
着々と決まっていくなぁ……
ディアを呼ぼうとしたら、久々のロスチャイルドがディアの代わりに来て
『ついでに連れて来ましたけど……放置しすぎじゃないですか?。拗ねてますよ』
あー……うん……色々とあったんだよ……色々と……
「今度何でもするから……伝えて欲しいの。エデンも」
エデンは首を傾げていて
「ギルドを動き出させたと思うけど……まさかとは思うけど……」
うん
「防衛任せたいの。勿論……アーサーで戦力的に問題ないと思うし、そっちもあるんでしょ?」
エデンは頷いていて
「20は居る。まぁ、流れてきたのもあるから」
なら……
「ロスチャイルド。お願い出来る?」
呆れた感じしながらも
『仕方がありませんね。ディアに伝えておきます』
そう言って項羽を見てから
『化け物を良くも仲間に出来ますね……と言っても、キキョウさんはそういう人でしたから文句は無いんですけどね』
あー、これ……怒ってるなぁ……
「私の出来る範囲で何でもするよ……」
ニッコリ微笑むと消えていく。これにはエデンも苦笑いしていて
「ディアと連携しておくよ。それじゃ……頑張って?」
うん……頑張るよ……
さて……
次は……
「悪い。キキョウ。依頼の件で……」
アーサーが着てそう言うが……
「そっちはゼロに任せてるから」
振ろうとしたら
「どうもそういう訳には行かないんだ。何せ……別のギルドが壊滅した上で、うちのメンバーも被害受けたからだ」
……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一旦ギルド関係はリシュに頼んで聞くことにした
「特徴が、赤と青のオッドアイ。白い髪の少女。名前は不明。能力は不明。特徴が……吸血鬼だ」
……
「御伽噺?」
アーサーは首を横に振って
「可能性の偉人は?」
……
「ヴラド・ツェペシュ。エリザベートかしら?。それくらいしか思いつかない」
何せ、吸血鬼の代表的モデルだからね。ただ……
「どうして吸血鬼?」
アーサーは頭を抱えながら
「見えたのが牙と血だと。それに、これはプレイヤーの間だけど、このゲームの皇帝と呼ばれる中に特徴を持つプレイヤーが居たんだ
因みに残り三人はキキョウとゼロも含まれてるな」
……
「もしそうならお前しか無理だからな。ゼロは……分かるだろ?」
黙って頷くしか無かった……
はぁ、吸血鬼……鬼退治に行くかぁ……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
情報の場所に、レオナルド・ダ・ヴィンチと項羽と出来ていた
引きこもりのレオナルド・ダ・ヴィンチも自由に動けるからこそなのか、私にピッタリとくっついてくる
うん……親だなぁ……
『あれがそうなのかい?』
放電し始めると警戒しながら聞いてくる
「うーん……」
件を手に取ると、空中を浮遊してる何かがこっち向かって攻撃を仕掛けてくる
一気に回して防ごうとするよりも早くにレオナルド・ダ・ヴィンチが先に動いて防ぐのと同時に何かの液体を思いっきり被った
赤い液体だった
『キキョウ!項羽!』
項羽に突き飛ばされて黒いモヤで防いでいた
『よそ見してる場合じゃない!』
更に放電と黒いモヤからの骸骨が向かっていくが、それをたったの一回、薙ぎ払っただけで消滅して、地面に赤い液体がばら撒かれる
ただ、その赤い液体が何か……何となく知ってる……
そんな気がした
『解説』
『ギルドに少し触れていきます』
『それでは今回はここまで。次の話まで……またね!』




