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死んだ時間を生きる俺は、本当の地獄を、知らない。

作者: すみいちろ

今日が終わってしまう。

とても悲しい。

朝は、あんなに、元気だったのに

もう、太陽は、西に沈み

今日を、終えようとしている。

悲しすぎる。

せっかくの休日は、

僕にとっての生きた時間。

明日からの

仕事の時間は、

死んだ時間。

生きるために、

お金のために、

死んだ時間を、過ごす。

憂鬱で、仕方ない。

吐きそうだ。

体を患ってでも、

働かないといけない。

死の時間。

誰も守ってくれない。

生き生きとした、時間が、

死んで行く。

死んだ時間を、過ごすことが、

大人であることの、

条件なのか?

死んだように、

生きることが、

大人なのか?

仕事が、あるだけ、マシ。

現実は、厳しく、地獄の中で、

生き続ける人々もいる。

本当の、ことだ。

虐待や、人身売買、

目を背けたくなる地獄が、

現実に、繰り広げられる。

くいしばれ!!

俺!!

恵まれてるんだよ!!

歯を、くいしばれ!!

俺!!

負けていいから、

死んだ時間を、這ってでも、やり過ごせ!!

死んだまま、生きろ!!

お前は、まだ、マシだ!!

大人とか、どうでも、いい!!

とにかく、稼げ!!

お前が、感じる生き地獄とやらは、まだ、マシな方なんだよ。

子どもじゃねえんだから、

歯を食いしばって、生きろ、俺。

責任を、果たせ。

全うしろ。

そしたら、死んでも、いいぜ。笑

自由に、

楽に、

死にな。

それまで、生き続けろ。

俺。

だだこねてないで、明日からも、働きますわ。苦しい~けど、仕方ない…。

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