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 割愛!!


 動かなくなった男を置き去りに、俺とモッキュはメルタックの捜索を再開した。


 警戒は怠らない。


 さっき逃げた2人が戻ってくるかもしれないし、そもそも敵が何人居るのかも分かってないからだ。


 少なくともここは、俺たちのフィールドじゃない。


 地の利は敵にある。


 ただ、奴らの戦いかたは素人に毛が生えた程度だった。


 訓練はされてるとしても練度自体は浅い。


 大人数で襲ってくるか挟み撃ちでもされなければ、俺のほうが強い。


 以前、惑星モーラでガパチョに囲まれたときのが100倍ピンチだった。


 俺たちは順調に坑道を進んだ。


 捜索済みの場所を増やしていく。


 ガスマスクたちには出くわさなかった。


「ジロー、扉があるよ」


 モッキュが言った。


 ライトが木製の扉を照らす。


 鉱夫たちが休憩する為に作ったスペースかな?


 扉の右側にモッキュを立たせて、俺は左側の壁に張りつく。


 左手でドアを開けて、間髪入れず大口径ハンドガンを中に向ける。


 さほど広くないスペースに扉と同じ木製のテーブルと椅子が4脚。


 奥にも部屋がある。


 奥の部屋に続く部分は扉が無いから、半分だけ部屋の様子が見える。


 もしかしたら、敵が潜んでるかも。


 俺は、そちらに銃を構えたまま「いいよ」


 モッキュを呼び込む。


「OK」


 モッキュが部屋に入った。


 ライトの光がモッキュの顔に、下から当てられてる。


「バア」


 モッキュが、ふざけた。


 今、要らないよ、その遊び!


 次の瞬間!


「かわいい!」


 叫びと共に、奥の部屋から人影が飛び出した!


 モッキュへと突進していく!

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