777回の転生の中にある。仲間が追い込まれている光景
うん。無駄のないステップだ。
【しかし二角ラビットたちには効果がないようだ】
だろうな!
カルバン何をしている‼︎ 素早さを生かした攻撃をすると思いきや、なぜステップのみなの? えっ? 本当に戦士なんですか? どうなんですか?
俺の疑問はいつになったら解けるのであろうか。
そうこうしていると二角ラビットAが遊者に体当たりをしてきた。
【二角ラビットAの攻撃、遊者は1のダメージを受けた】
まあいつまでも0のダメージとはいかないよな。
更に二角ラビットBが遊者に攻撃してくる!
【二角ラビットBの攻撃、遊者は1のダメージを受けた】
確か遊者のHPは3だったから、残り1か!
遊者は跪いてしまう。
「くそ‼︎ 遊者である俺が、こんなところでやられるわけにいかねえんだよ!」
......それ以前のスライムにやられているけどな。
「おいどんたちは強くなったはずなのにどうして?」
えっと、戦い方を覚えるべきかな。カルバンの場合は無駄なステップをなくすこと。
遊者は変にカッコをつけながらゆっくり立ち上がる。
「だが、ここは男のプライドが許さねえ。仲間一人守れないんじゃあ、いざという時守ってもらえねえじゃないかよ‼︎」
遊者は俺以外で初めて剣を抜いた。
......ん? セリフおかしくなかったか? 仲間を一人守れないようじゃあ......の次に続く言葉って【勇者失格だろ!】のはすだ。
なのに、いざという時に助けてもらおうとは......遊者らしいか。
「俺の編み出した必殺技を見せる時が来るとはな」
必殺技ね。ぜひ見せて欲しいものだ。
「その名も枕の一撃‼︎」
えっ? 枕スラッシュじゃないの? 仮に枕スラッシュだとしてもだよ。
武器が枕じゃないから使えないからね!
遊者は自分の装備が枕ではないことに気づいたようだ。
「俺が今持っているものは.....剣」
いや、初めから分かっていただろ?
二角ラビットAの攻撃が遊者に向かって攻撃をしようとしていたが、カルバンがその攻撃を庇った。
「ぐはああでごわす」
「カルバン!」
「おいどんは遊者を守るのが役目。このくらい容易いでごわす」
【カルバンは7のダメージを受けた】
さあ、追い込まれたぞ。どうするのだ?
カルバンはとっさにポケットに手を入れた。




