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心の叫びは分からない  作者: とっちー
2/3

心の痛さは届かない

『助けてよ…修斗

ねぇ!お願い…修斗助けて…』


あぁー、また誰かが死ぬのか…

この人の現在地は俺が通ってる

学校付近か…知ってる人なのか…

分からない。


次の日


担任『昨日の夜…何者かによって

うちの女子生徒が殺害

されました。』

ざわざわ…

女子生徒A『先生!

それって本当ですか?』

担任『そうですね。

信じたくはありませんが…』


あぁー、本当に同じ学校の生徒だった…

もうやだな…気分が悪い


担任『みなさんも不審者には気をつけ

くださいね』


放課後


『おい!大谷勇介!!』

誰だ…こいつ

『なんですか?』

『お前、昨日の事件のこと

知ってんだろ』

なぜ?分かったんだ…

とりあえずは、知らないと言っておこう

『しら…』

『”とりあえずは、知らない

と言っておこう”ってか?』

!?!?

『お前、誰だ?』

『おっと、悪りぃ。俺の名前は

中田悟人』

『そうか…じゃあ、場所を変えよう

中田悟人』

『いいよ。あと、悟人って呼んでくれ』



『お前、なぜ?俺が思った事が

分かった?』

『それはだな…俺の能力 他心通

まぁ、心を読むと言っても

一日一人が限度だけどな…』

『じゃあ、もう一つ聞くがなぜ?

俺に話をかけてきたんだ?

ただの自慢話じゃないだろ?』

『今朝、お前の顔が引きつってたからな

誰でも衝撃の事実ってのは隠せない

ものさ…それで、お前の心の中を

覗かせてもらった。そしたら昨日の

事件と残酷すぎる過去があったもんで

ついな…』

『誰にも知られたくなかったんだけどな

それで、昨日の事件とお前はどんな接点

があるんだ?』

『修斗は、俺の友達で…昨日の夜に

彼女が亡くなったって聞いてあいつが

家から飛び出したらしいんだ…

それで、その事件の真相を知りたいが

ために能力を使った。あいつの助けを

したいんだ俺は...』

『そうか、で?俺をどうする気だ?

助けに行かなかったから、

ぶっ倒すのか?』

『いや、お前の過去を覗いたらそんな事

ができなくなった。でも、その代わり

手伝ってほしい』

『…なぜ?俺に助けを求める』

『俺と一緒に来てほしい所が

あるからだ』

『はぁー、ほんとは嫌だけど

行かないと殺されそうだからな』

『すまない…』


基地?


『ここだ…』

いや、ここ第二理科室なんだけど


ガラガラ…


『待っていたよ。悟人君と

あとお客さん?』

『すみません!、美穂先輩

こいつも、能力者の大谷勇介です。』

『へぇー、凄く目つき悪いねw』

ひでぇーこの人…すぐdisりやがった。

『まぁまぁ、美穂先輩!こいつの能力は

他人の死ぬ前の言葉と位置が分かる

能力です!』

『うわぁー、酷い能力だねーw』

この女、調子乗りすぎだろ

『あのー?美穂先輩?でしたっけ

あまりにも、デリカシーない発言を

続けられるとこっちも腹が たつんですけど』

『ふーん、怒ると性格が変わるタイプね。

じゃあ、いいわ試しに一発殴ってみなさいよ』

女を殴るのはいささか気がひけるが

こいつは別物だ、本当に腹立つアマだ

ここは殴ると見せかけて腹に蹴り入れてやる

『はぁー、なんて性格の悪い男…

仕方ない、少し本気でいくよ。ていっ!!』

確かに前蹴りは入ったと思ったのに

消えた…というより!!!

『ぶっふー…痛った!!』

『まぁ、不意の蹴りは良かったけど

速さはまるでダメね。

ちなみに、私の能力は一時的な

視界誘導ってとこよ』

『この女、嫌いだ!』

『まぁ、美穂先輩は武道家だから

仕方ないよw』

『歓迎するよ、勇介君!

あと、一人部員がいるんだけど

来たら勇介君の事を改めて歓迎しよう』




二人、新キャラが登場しました。

もう一人は次回!

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