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ピンチと決断

少し遅れてしまいました(⌒-⌒; )

すみませんでした!!

前回少し恋愛に傾いてしまったので戻してみたつもりです!

では…いってらっしゃい(*ˊ˘ˋ*)♪

「「ここ、は……神社?」」

「そうです。あ、と言っても此処に用があるわけじゃなくて……」

すると彼女はにこっと笑い、いきましょうか、と言った。彼女はまだ私の手を離さずに、神社の階段を登っていった。その時、彼女の足がぐらついた。

「あっ、……」

彼女は一瞬驚いた顔をしたが、でもどこか安心しているような顔をしていた。でも、俺にはなぜそんな顔をしたのか考える暇はなかった。


(やばい……!間に合ってくれ……!)


俺は急いで彼女の腰に手を伸ばした。

「「っ、と……。セーフ……」」

「……。」

「「大丈夫だった?」」

「はい。貴方が支えてくれたお陰です」

彼女は焦ったような顔をせず、にこっと笑った。

「前も助けてくれましたよね」

「「え、?」」

俺は彼女の一言に驚いた。彼女は、その一言が失言だったらしく口に手を持っていき、

「ごめんなさい、気にしないで。」

と、笑った。でも、その笑みはさっきのとは違い、どこか作っているような気がした。

彼女と2人でまた階段を登っていき、やっと上にたどり着いた。


(なんでここなんだろう……?)


そう思っていると、彼女がぐいっと腕を引っ張った。

「こっちです。こっち」

その後彼女は静かに、と人差し指を立てた。足音を気にしながら、神社の裏へ向かうと、そこには大きな木があった。

「「綺麗、だ……」」

思わず声がこぼれてしまった。その大きな木は薄暗い夜空に対し、光っていた。若い黄緑色や、渋い深緑色と葉が一つ一つ違う色として目に映って、素直に綺麗だと思ったのだ。

「綺麗ですよね。なんか光る虫がこの木には集まるんです。疲れた時とか嫌になった時、よくここに来るんですよ。」

彼女の瞳には、目の前の光が反射してとてもキラキラしているように見えた。この木からは、癒しのオーラでもあるのだろうか。何か重いものが取れていくような気分だった。木を眺めながら会社での事や自分の事を考えていたら、1時間も立ち止まっていた。

「帰りましょうか」

「「ああ」」

また静かに戻り、階段を2人並んで降りた。

こんなふうに隣並んで歩くのは久しぶりな気がした。俺でも、すぐに信用してしまうのはおかしい気がしたのだが。この子になぜ俺が自殺しようとしたか相談しようと決めた。この子なら何か答えを出してくれると思ったから。

どうでしたか?

なんで自殺しようとしたのかちゃんとした理由を言ってない気がしたので……次は告白の回になると思います。

まだ、少女の名前と主人公の名前を言っていませんが、決まっていないんですよw

次回では主人公の名前を明かそうとおもいます!

では次回でお会いしましょう!!

さようなら(*^^*)

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